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マッチングアプリを3週間使って、夫を見つけたわたしなりのノウハウ

夫の好きなところは?と聞かれたら、こう答えると決めているエピソードがあります。

わたしがDeNAの新卒採用担当だったころ、髪の毛の色をピンク色にしたいと言い出した時。「え、面接とか大丈夫なの?」とか、「流石にピンクはちょっと...」なんて一切言わずに、「なにそれおもしろい、どうせなら真っピンクにしよう!」と、ドンキで染料選んで、テキパキと台所のシンクをゴミ袋で養生して、丁寧にわたしの髪を染め上げてくれました。

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わたしがわたしのまま振舞っているだけで、こんなに面白がってくれて、こんなに応援してくれる人って、まじで貴重だな、ありがたいな、と、日々感謝をする毎日です。

そんなわたしたちは、マッチングアプリで出会いました

一昨年のGW、わたしはにわかにマッチングアプリを始めました。

今までの人生、基本的には、サークルだったり職場だったり、同一コミュニティの男性を好きになることが多く、幾ばくかの男性とお付き合いをしてきましたが、その結果31歳で独身である、という成果を鑑み、この延長線上には正解がないのではないか、アプローチから変えていく必要があるのではないか、と、連休で多分暇だったんだろうけど、自分の人生を振り返ったのがきっかけです。

一応補足というか、、、やや言い訳じみたことを言いますが、

独身であることは全く悪いことではないと思っているし、わたし自身、周囲から「あくざわは一人でも生きていけるでしょ」と言われることにややホクホク自己承認欲求を満たされてきたことは事実です。

ただ、もともと母子家庭だったわたし。母は50を過ぎて再婚し、姉も海外に嫁ぎ、「えりちゃん(わたし)の戸籍一人になっちゃったよ」と言われたときに、漠然とした孤独感に襲われ、わたしも自分の家族が欲しいなぁ、と思うようになりました。

そこで、今まで興味はあったが飛び込む勇気がなかったマッチングアプリの世界に、えいやと飛び込むことにしました。

マッチングアプリ利用の自分ルールを定めることから

わたしは始める前に、自分ルールを定めました。

(1) 何があっても傷つかない
(2) 何があっても恨まない
(3) 学歴、年収、容姿で選ばない
(4) 感性を大事にする
(5) 短期決戦!

(1)(2)に関しては、知らない人と会うのだから、リスクは絶対ある、けど、リスクを考えて動けないなら意味がない。なのでリスクを取りに行こう、と言う意思表示。(3)(4)に関しては、そりゃみんなそれらに惹かれるけど、そうやって普通のことやっててもダメだから無視する努力をしよう、と言う意思表示です。

(5)は、知らない人に自分をさらけ出すのはどうしても精神的負荷がかかるし、長く続けたら自分を見失って消耗しそう(自己肯定感が低いので...)、だから、最短、最大効率を意識しました。

ルールを明文化することで、大分楽になりました。ややオススメです。

ご飯、嗜好品の好みで「いいね」してみる

学歴、年収、容姿で選ばないと決めたので、ご飯の好みと、嗜好品(酒、タバコ)の好みが合いそうな人を、「いいね」することに決めました。

でも、そうは言っても最初はなかなかやりきれず...。実はマッチングアプリを使い始めて最初にランチを食べた方は、某旧帝大卒、高収入コンサルでした。とても良い方だったのですが、ランチの1時間、なんとなくしっくり来なく...。一人脳内会議で、「ほら、見たことか、あくざわ!」「お前大学でも浮いてただろが!」と、再度自分のミーハー心を戒め、ルールを遵守するようになりました。

夫は、台湾料理とタイ料理、ひき肉とアボカド、ビールが好きなところがいいなぁと思ってマッチしました。あっちはなんでだか知りません。

得られる情報量を、最短で最大化する

テキストコミュニケーションで得られる情報量なんてたかが知れています。顔突き合わせて30分話したときに、五感で感じる情報量は圧倒的です。

なのでわたしは、マッチしてチャットでいいなと思ったら、20往復以内に、リアルで会うことを提案していました。(女性から会おうと言われることないから、壺でも売られるんじゃないかとびびった、と言われたこともあります)

その人を立体的に知るには、会うにしても、朝、昼、夜と時間帯を出来るだけ網羅する、ノンアルコールとオンアルコールを経験する、仕事の話とエンタメの話どっちもする、など、できるたけ一義的な印象にならないようには意識していました。

出会った人のログを、全てgoogle docsに記載

とはいっても、やっぱり知らない人といきなり会うのはとても怖いし疲れます。

チャットでやりとりしていたときにはノリノリ、ウキウキでも、いざ待ち合わせの日になると、

「やっぱり面倒くさいな...」
「怖い人だったらやだし...」
「熱出したことにしちゃおっかな...」

と思ってしまいます(わたしだけ?)。

でも、行動しなければ始まらない。その一歩を踏み出すために、わたしはあった人のことを全てドキュメントに残すことにしました。

・属性
・最初の期待値
・どんな話をしたか
・会ってみての印象
・ネクストアクション

の項目だけを最初に書いて、律儀に全員メモをしました。

仕事でスプレッドシート作った瞬間に情報を埋めていきたくなる心理で、枠組みがあるとコンテンツを埋めたくなります。コンテンツを埋めるということを一つのモチベーションにして、怖がったり、面倒くさがったりしちゃう弱い自分を奮い立たせました。

短期決戦が功を奏し、アプリ登録から3週間で今の夫に出会う

いやー、本当によかったです。

わたしが出会ってすぐのころ、夫のことをなんとなく素敵だなと思ったLINEシリーズ。

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いきなりウォシュレットの話に饒舌になる

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キャンプに車出そうかなと、実家の車がカローラだと言いたいときに、無駄に航空写真を見せてくる

そんなこんなで出会って半年で入籍し、結婚2年目を楽しく過ごしています

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同棲を始めた部屋で、入籍日に自撮りしたやつ。

出会って半年で入籍に至るまでも、結婚の是非をホワイトボードで議論したり、やや謎なアクションも多いので、それはまた別の機会に書きたいなと思います。

Twitterゆるゆるやってます


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