読書メモ: データ・サイエンティストに学ぶ「分析力」
困ったことが起きました。目次を読んでも本文を読んでも、内容が頭に入ってこないのです。文章はわかりやすいし、自分に必要なキーワードが目に入ってくるのに。
こんな時には、他の人の書評を見ることにしています。アマゾンのレビューで助けられました。「データ・サイエンティスト」というキーワードから自分が連想する内容と、この本の内容が一致していなかったのが原因でした。
というわけで、「分析」に絞って読んで見るとスイスイ頭に入ってきます。今日はこの本です。
目次をよく見ると第1章に「本書の流れ」というのを発見。もうここから読むしかないでしょう。
データ分析の最初にやることは「これから何をすべきか」を考えること。売上の倍増か、顧客の信頼を増やすことか。そのあとは課題によって、いくつものパターンに分かれます。
どのパターンにも共通するのは、ターゲットとなる顧客を見つけること、本当にその課題が存在していることを確認すること、解決できる問題であり解決することに価値があるのを確認することなど、王道です。
そこからは、目次の通りに素直に読んでいけば良さそう。ターゲティング、メッセージ、ロケーション、予算、測定。さらに最適化と、アナリティクスの将来の話につながります。
各章の終わりには「月曜日の朝にすること」というのが書かれています。週末に本を読んだら、仕事に取りかかるときにすぐに実行しようという設定ですね。
使わないと価値がないので、自分の実際の課題に当てはめながらやってみるのが良いと予想しています。人によっては、架空の課題を設定してワークとして取り組んでみるというのもあるかもしれません。
自分は社内の他の人の課題にはりついて、一緒に解いてみることになりそうです。
ではまた明日。
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