講談社ゲームクリエイターズラボ 第二期 優秀企画賞を受賞しました
講談社ゲームクリエイターズラボ(以下GCL)第二期メンバー選考の結果、優秀企画賞をいただきました。
応募から半年以上経って記憶が薄れてきたので、覚えていることを書き残しておきます。
は?
え? ちょっと前に集英社のGAME BBQ vol.1(以下BBQ 1)でも受賞してなかった?
私もそう思いました。
これはひとえに私の実力……ではなく……両社さんの懐がめちゃくちゃ広いからに他なりません。
面談を進めるにあたり、当然他所との契約がどうなるかを共有する必要があるのですが、両社さんともに私が両社の選考で最終まで進んでいるということはお伝えしていました。
順序として、募集締め切りが1ヶ月早かった集英社さんで先に優秀賞が決まっていたため、当然そのことを講談社さんにお伝えしており(BBQ1の優秀賞は即契約などを伴う仕組みではなかったものの)、私が選考側だったら「いやどっちか辞退せえよ、どんだけ欲張りやねん」などと考えそうなもので、自分で応募しておいてなんですが「両方受賞っていうのはまあないよな」と思っていたため驚きました。
そもそも両方とも最終選考まで届くとすら思ってなかったので、結果を待ったり通ったりするたびに翻弄され、気もそぞろでした。結果が出揃い、ようやっと落ち着いてきたところです。
どんな企画書を出したか
私はアイディアだけはある人間なので3〜4案応募しようと思い、結局4案応募しました。うち2案はBBQ1に出した企画書をブラッシュアップしたもので、ホラー1本、アドベンチャーないしシミュレーション3本といった構成です。内1本のみPVをつけて提出しました。
4本も出したの!? と思う方もいらっしゃるでしょうか、しかし選考の途中経過を拝見するに複数出していた方は珍しくはなく、6本くらい出されていた方もいたように記憶してます。
私はプログラムスキルがゼロどころかマイナスなので、モックやプレイアブルを作ることはできず、ほぼ企画書だけで挑んだ形です。最終選考に残ったのは企画書のみで提出した、割と暗めのシミュレーションゲーム1本でした。
応募にあたり気をつけたこと
BBQ1受賞のnoteにも書いたんですが「要項をよく読んで応募の意図を理解」「いろんな人の企画書を参考に読む」、そして「SNSで応募したことや面接を受けたことを言わない」等はGCLでも同様に心がけました。
BBQ1との違いとして(要項を読んだりGCL関係の記事を読んだ私の個人的な推察に過ぎないのですが)「企画書以外に伝える成果物(プレイアブルなど)がないと厳しそう」という所感でした。私にはプレイアブルを作る技術もなければ作ってくれる仲間もいませんので、成果物がない不足を補うために過去実績を企画書にもりもり盛り込み「ま、まだ企画書しかありませんけど完成させるちからはありますので!」とアピールに勤しんだりしました。
今後の予定
GCLに選出された企画に関しては、講談社さんから賞金をいただくものの契約が生じることはありませんので、進めるとしたら独力か、改めて協力者やパブリッシャーさんを探すことになります。今後どのように進めるかまだ悩んでいるところで、何とか形にしたいのですが、作りたいゲームは渋滞しているし人生は短いものです。ただ、これからもゲームを作り続けることに変わりはありません。
いずれにせよ、作ってみたら思ったほどうまくいかなかったりクソゲーだった、なんてこと、残念ながら個人開発あるあるなんで、一旦静謐を貫き、良さげな感じになってきたらまたnoteやTwitterなどでお知らせいたしますので気になる方はぜひフォローください。
当面、こんな晴れがましいお知らせはできそうもないので、これが人生のピークとならないよう精進します。
この場を借りましてご関係者の皆様、そしていつも応援してくださる皆様、ありがとうございました。
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