4/23
昨日は学校が始まってしまうという絶望感で日記を更新する事というを忘れていた。
本当に申し訳ない。
とは言っても誰もこんな日記、読んではいないのだろうけれども。
学校が始まり、友達に会えるというのはとても喜ばしく、良いことではあるのだけれども同時に僕みたいな大勢の人間がいる場が好きではない人間にとっては辛い。
午後6時半くらいの薄暗い誰もいないターフくらいが気持ちいい。
特に何も起こってはいないし、楽しいこともないのでなぜ僕がこの夏、カメラを買って写真を始めようと思っているかの話でもしよう。
最初に僕は元々写真を撮るのが好きだ。
景色を撮るのが好きだ。フレーム内にその時しかない、もう訪れないコマを保存するという行為がとても特別なように思えて僕はそれを大切にシャッターを押している。
カメラを買っても僕はそれを続けていきたいと思う。
そして昔から撮りたかったテーマでシャッターを押したいのだ。
僕は昔から誰もいない、誰も映っていない写真をしっかりとしたカメラで撮ってみたかった。
まるでそこに誰かが居たかのように、
あくまで被写体は“そこに居たはずの人間“で、景色はそれに付属しているだけである。
ただの景色ではなく、何かが欠けている景色を僕はフレームに収めたい。
そうする事ができれば、僕の収めたい虚しさだったり悲しさというものを表現できるのではないかと思い昔からそれを実行に移せる事を夢見ていた。
そしてそれが現実になろうとしている今年の夏が楽しみでしょうがない。
特にかっこいいわけでもないし、恋人もいない、僕のことを好きな人もいないだろうし、僕が気持ちを寄せてる人も今はいない訳だけれども、人の目を気にして自分をずうっと表現できないよりは、写真で表現しちゃうってのもいいと思うんだ。
僕は正直人の目を気にしてしまうタイプの人間だ。大勢の人間から注目を集められるのも嫌いだ。
だからこそ誰かに思いを寄せてしまうとそれに合わせてしまって自分を表現できなくなり結局は自分の首を自分で絞めているような気分になる。
だったら好きなように生きてみようかなって思う。
もちろん自分の大事な友達だったり、スポーツだったり、バンドメンバーは僕にとっては1番大事だし、好きに生きるってのもそれが保証されてからではあるけれど。
ダンスの練習もしなきゃだ。
本当にだるいし、テスト勉強もしてないけど、とりあえずゴミ捨てに行こうかな。
そういや僕が三週間前ある人に貸した本はどこに行ったのだろうか。
村上春樹。有名な作家の作品だ。ほんの数百ページしかない本のはずなんだけれど、どうしたのだろう。そろそろ僕も読みたいんだけどな。
そんなことを思いならが、彼女が明日返してくれることを祈って
それでは
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