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ドラマ日記『TOKYO MER』(第8話)&『青天を衝け』(第25話)

救命救急チーム“TOKYO MER”の活躍を描く、ヒューマンドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第8話。音羽(賀来賢人さん)のツンデレぶりが最高潮に。

山中の病院で停電発生!医療機器が使用不能に…一刻を争う中、喜多見(鈴木亮平さん)の過去を知り、激しく反発する音羽!鉄壁のチームワークは崩壊…そして、喜多見に死の危険が迫る―!!

非常用電源を復旧させた喜多見でしたが、感電してしまい心停止。室長(橋本さとしさん)の制止を振り切り、「待ってるだけじゃ、救えない命があります」と、音羽たちが救出に向かう胸熱展開。なんだか、タイムリーなセリフでもありますね。

喜多見の秘密も明らかに。患者を守るための嘘で、テロリストの仲間とみなされ、投獄されていただけという経歴だったため、MERの仲間たちの信頼は回復。一方、音羽は白金大臣(渡辺真起子さん)に嘘の経歴を報告し、喜多見とMERを守るというツンデレぶり。賀来さんの熱演が光りました。

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次は、“日本資本主義の父”と呼ばれる、渋沢栄一(吉沢亮さん)の激動の人生を描く、大河ドラマ第60作『青天を衝け』の第25話。平九郎(岡田健史さん)が壮絶な死を遂げました

帰国した篤太夫(栄一)は杉浦(志尊淳さん)らと再会し、幕府が薩長に敗れた経緯や、慶喜(草彅剛さん)や幕臣の動向を聞かされる。成一郎(高良健吾さん)らは新政府軍と戦うも敗戦。激闘の中、平九郎の行方は分からくなる。頭の整理がつかない中、篤太夫は血洗島へ戻る。

斬首される小栗忠順(武田真治さん)やピストル自殺を遂げる川路聖謨(平田満さん)など鬱展開が続く中、新政府軍に追い詰められた平九郎が、銃弾を受けながらも最後は切腹の壮絶な最後。しかもその首はさらされたのち、犬がくわえて持ち去ったという話を入れてくるあたりがやりおる。

一方、黙して語らず、天璋院(上白石萌音さん)から「ちゃち」とまで言われても耐える慶喜の姿が痛々しい。当初は、ミスキャストかと思っていた上白石さんも、今回のシーンの怒りの演技はよかったです。朝ドラ『カムカムエヴリバディ』も期待したいところ。

来週はいよいよ、栄一と慶喜の再会かと思いきや、8月29日と9月5日はパラリンピックのために放送休止。次回は9月12日だそうです。スポーツに関心が薄い大河ドラマファンにとっては、我慢の日々が続きます。


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