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ドラマ日記『リバーサルオーケストラ』(第5話)

元天才ヴァイオリニストで、今は超地味な市役所職員の谷岡初音(門脇麦さん)が、強引過ぎる変人マエストロ・常葉朝陽(田中圭さん)に巻き込まれ、地元のポンコツオーケストラを一流オケに大改造する、一発逆転の音楽エンターテイメント『リバーサルオーケストラ』の第5話。

玉響に緊急事態が!練習場が使えなくなり、朝陽は自宅・常葉酒造を解放。さらに10日後のコンサートへの参加を表明する。演奏曲は「カルメン組曲」。戸惑う初音と団員たち。果たして朝陽の思惑とは!?

朝陽のプライベートとこれまでの指揮者としての歩み、そして初音との秘話が描かれた回。朝陽と親し気な雑誌編集者・後藤かおり(相武紗季さん)に、佐々木玲緒(瀧内公美さん)はライバル心を燃やしますが、実際には既婚者子持ちで、駆け出しの編集者時代に学生の朝陽を取材して以来の仲。

練習のし過ぎで腕の痛みを抱えていた初音。朝陽から練習を止めるよう言われて言い争いに。飛び出した初音を追いかけた朝陽から、「カルメン組曲」を選んだ真意を聞き、やっと納得するのですが、今度は過労で朝陽が倒れ…。

かおりの車で自宅に帰り、眠っている朝陽を看病しながら、かおりに昔の話を聞く初音。音楽の世界に進むかどうか悩んでいた朝陽を、かおりがコンサートに連れ出し、その演奏の感動から朝陽は指揮者への道を決心したと。誰あろう、その演奏をしていたのが、少女時代の初音でした。

まだ寝ている(寝てるふり!?)の朝陽に「見つけてくれて、ありがとう」と語りかける初音が今週のハイライト。

余談:「三井の寿」がトレンド入りしていて、何事かと検索して見ると、今朝の『ZIP!』で福岡県の酒蔵「みいの寿」の「三井の寿」が、紹介されたようです。

自分は酒蔵巡りのイベントで何度も訪れたことのある、馴染みの酒蔵ながら、『SLAM DUNK』の人気キャラクター・三井寿の名前の由来とは知らず。さらに背番号14番も、「三井の寿」のアルコール度数と同じ。買ってきて、今夜飲もうかな。

福岡県筑後地方つながりでいうと、「紅乙女酒造」というところが、『すすめ!!パイレーツ』や『ストップ!!ひばりくん!』で知られる、江口寿史さんとコラボしたごま焼酎を販売しているので、興味ある方は是非。

さらに筑後地方の酒蔵の話。鶯のラベルが可愛い「庭のうぐいす」というお酒で知られる「山口酒造場」。当主のお母さまは、『進撃の巨人』の作者・諫山創さんを輩出した大分県大山町出身のキルト作家で、その父・矢幡治美さんは、国策とは違う道で日本の農業を大胆に変革した伝説の町長でした。


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