新ドラマ『オクト―』&『遺留捜査』&『みなと商事コインランドリー』

日本における大学への進学率は、女子50.7%、男子56.6%(2019年時点)とまだ差があるものの、一昔前からすると隔世の感。とはいえ、これが職業となるとまた別の話で、例えば警察における女性警察官の割合は10・6%(2021年時点)。まだまだ男性社会。ちなみにワースト1位は福岡。

ドラマにおける女性警察官(刑事)を調べたところ、1977年に女性刑事が主人公の『事件(秘)お料理法』という連ドラがありました。案外早いものですね。天海祐希さん、篠原涼子さん、柴咲コウさん、戸田恵梨香さん、中谷美紀さん、竹内結子さん、浅野温子さんなどの女性警察官役も印象深く。

そんな女性刑事が主人公の新ドラマ『オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~』が7月7日にスタート。主演は朝ドラ『ちむどんどん』に出演中の飯豊まりえさん。共演は『今夜はコの字で2』に主演中の浅香航大さん。脚本は、映画版『99.9-刑事専門弁護士』の三浦駿斗さんと橋本夏さん。

人の“感情の色”が見える変わり者の女性刑事(飯豊)が、感情見え見えのエリート崩れ男性刑事(浅香)とバディを組んで、目に見えない感情から凶悪事件の真相に迫る刑事サスペンス。

沢口靖子さん主演の『科捜研の女』などで知られるテレビ朝日の木曜ミステリー枠(夜8時)。渡瀬恒彦さんの『おみやさん』など、京都を舞台にした作品が多く。

近年ですと、高島礼子さんの『女たちの特捜最前線』、沢村一樹さんの『刑事ゼロ』、佐々木蔵之介さんの『IP〜サイバー捜査班』など、いずれも京都の警察が舞台でした。しかし、同枠は7月期の作品で終了となることに。

トリを務めるのは、これまた京都が舞台。上川隆也さんの『遺留捜査』第7シーズン。共演の栗山千明・永井大・戸塚純貴・宮崎香蓮・甲本雅裕・戸田恵子は続投(敬称略)。脚本は『金田一少年の事件簿』の大石哲也さん他。

超マイペースで空気を読まない不思議キャラの刑事・糸村聡(上川さん)が、事件現場に残された“遺留品”が持つ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを代弁。事件そのものを解決するだけでなく、遺族の心情をも救うミステリー。

日本でのコインランドリー利用率は6%程度。それに対しアメリカでの利用率は30%以上だとか。自分も普段は利用しませんが、旅行では荷物最小限派なので、宿泊したホテルのコインランドリーを使うことがあります。

コインランドリーが登場するドラマを思い出すと、まずは『男女7人夏物語』(1986年)に印象的なシーンがありました。他にも『凪のお暇』(2019年)や『おかえりモネ』(2021年)も記憶に残るところ。

そんなコインランドリーを舞台にしたドラマ『みなと商事コインランドリー』が、7月6日にスタート。草川拓弥さんがが主演し、西垣匠さんと共演。原作は椿ゆずさんと缶爪さわさんのBLマンガで、脚本は『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』の金井純一さんのほかに、山下すばるさんと木滝りまさん。

恋に臆病なアラサー男子(草川さん)×ピュア過ぎるイケメン高校生(西垣さん)のゆるキュンBL。恋愛に歳の差・性別などは関係ない、一途でピュア、駆け引きゼロな超ド直球の真夏のラブストーリー。


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