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ドラマ日記『ひきこもり先生』(第4話)&『女の戦争』(初回)

11年間のひきこもり生活を経験した陽平(佐藤二朗さん)が、ひょんなことから公立中学校の非常勤講師となり、不登校の生徒たちの特別クラス「STEPルーム」を受け持つことになる『ひきこもり先生』の第4話。サブタイトル「戦場」の意味が沁みる回でした。

生徒に陽平が言った「無理して学校に来なくていい」という言葉が波紋を呼び、学校を休む生徒が続出。榊校長(高橋克典さん)は、教育委員会の聞き取り調査を受ける陽平に「この学校にはいじめがない」と証言するように迫る。

いじめ被害者の生徒が、かつては加害者側だったことを匂わせ、陽平に嘘の証言をさせる校長の狡猾さ。さらに、突然の娘との再会で上手く話せずパニックを起こし、ひきこもりに戻ってしまった陽平。ひきこもった人間にとっては、学校や社会に出ていくこと自体が「戦場」に出るようなものだと。

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そんな陽平を再び立ち上がらせたのは、STEPルームの生徒たち。「やきとり」というあだ名がこんなところで活きるとは!まさかの余命宣告されたひきこもり仲間・依田(玉置玲央さん)が家まで来てくれて、「まだ時間があるじゃないか」と励ましてくれるシーンに泣けました。

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しかし、陽平は戻ってきました。生徒たちが口々に言う“気持ち悪い”学校に。「僕は子どもたちのために戻ってきました。学校を子どもたちが安心できる場所にしたいんです」。来週は早くも最終回。例の感染症の影響で学校は一斉休校へ。STEPルームの生徒たちの卒業式はいかに!?

総資産3000億円の御曹司バチェラー・鳴戸哲也(古川雄大さん)の愛を巡って繰り広げられる7人の女性たちのバトル『女の戦争~バチェラー殺人事件』(初回)。

新郎姿の主人公・鳴戸哲也が死んでいる。遡ること、3か月。巨大ホテルグループの御曹司である彼は、人気恋愛バラエティ番組に花嫁を探すため出演。多数の応募者から選ばれた7名の女性達が、バトルに挑戦。最初のバトルは薪割り合戦!しかし、その戦いの最中に思わぬ大事件が…。

『あいのり』や『テラスハウス』など、恋愛リアリティー番組が好きな人には面白いかも。具体的には『バチェラー』あるいは『バチェラー・ジャパン』のパロディー&サスペンス版ってことなんでしょうが。なお、ロケ地は香川県丸亀市の「レオマリゾート」だそうです。

今だ朝ドラ『エール』のイメージが強い古川さんですが、御曹司役もはまり役。冒頭から死んでますが(笑)。脱落者が誰になるのかは、第2話まで引っ張る作戦。朝ドラ女優の葵わかなさんやトリンドル玲奈さんは、最後まで残るかな。30分なので、気楽に見る系のドラマとしてはあり。



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