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女優ノート『高梨臨さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、2021年夏ドラマ『サレタガワのブルー』に出演する高梨臨さん。

2005年、高梨さんはアイドルグループ「ピンクジャムプリンセス」でデビューするも、1年ほどで解散。その後、松坂桃李さん主演の『侍戦隊シンケンジャー』(2009年)でシンケンピンクを演じ、注目されるようになります。

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ブレイク作となったのは、朝ドラ『花子とアン』(2014年)。高梨さんは、主人公・はな(吉高由里子さん)の女学校時代の友人でお嬢様育ち。後に、はなと結婚する村岡英治(鈴木亮平さん)を巡って恋のライバルにもなる、重要キャストでした。

『赤毛のアン』の翻訳者・村岡花子(吉高さん)の明治・大正・昭和にわたる、波乱万丈の半生記。山梨の貧しい家に生まれ、東京の女学校で英語を学び、故郷での教師生活を経て翻訳家の道へ進んだ花子は、震災や戦争を乗り越え、子供達に夢と希望を送り届けていく。

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堺雅人さん主演のドラマとしては、知名度低めですが、多重人格の芸者役の蒼井優さんや、その毒親の高畑淳子さんが面白い『Dr.倫太郎』(2015年)を次に挙げます。高梨さんは、主人公の精神科医(堺さん)に想いを寄せる研修医役で、同じ研修医(高橋一生さん)の片想い相手。

精神科医の日野倫太郎(堺さん)は、書籍も出版し、テレビにも出演。彼の診療を待ち望む人々は増える一方。そんな彼が、夢乃(蒼井さん)という、新橋の売れっ子芸者と出会う。この出会いが、彼の人生を大きく変えていくなど、この時の倫太郎は知る由もなかった…。

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最後は高梨さんが主演した『恋がヘタでも生きてます』(2017年)。深夜帯の大人のラブコメで、ちょっと狙い過ぎかなとも思いましたが、「恋ヘタ」がトレンド1位になるなど、結構好評でした。連ドラ版『おっさんずラブ』(2018年)で田中圭さんが大ブレイクする予兆があった作品でもあります。

不器用で赤裸々過ぎるオトナの恋を描いたラブコメディ。美沙(高梨さん)は、一見完璧に見えるのだが、実は恋愛が下手。一方、親友・千尋(土村芳さん)は美沙と正反対のタイプ。そんな2人の前に現れる「完璧男」と「セフレ男」。2人は果たして「愛ある幸せ」を手に入れられるのか…。


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