女優ノート『安達祐実さん』
気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は2024年10月5日にスタートするＮＨＫ土曜ドラマ『3000万』に、青木崇高さんとＷ主演する安達祐実さん。1981年生まれ。個人事務所IMILIMI所属。
日本の歴代子役出身者の中でも、抜群の知名度を誇る安達さん。子役時代の仕事としては、「具が大きい」のカレーＣＭ、初主演映画『REX 恐竜物語』、「同情するなら金をくれ！」のセリフで有名な主演ドラマ『家なき子』（1994年）が3点セット。
その後も『ガラスの仮面』（1997年）や『青い鳥症候群』（1999年）など断続的に主演ドラマはありましたが、徐々に名バイプレイヤーという立ち位置に変わっていった印象。『捨ててよ、安達さん。』（2020年）では久しぶりに主人公＝本人役を演じました。
『初めて恋をした日に読む話』（2019年）での主人公（深田恭子さん）の親友にして、キャバクラオーナー役もハマっていました。私生活での様々な経験も加味されたのか、酸いも甘いも嚙み分けた、捌けた女性役が自然。『うちの弁護士は手がかかる』（2023年）でも似た役だったような。
そして圧巻だったのは、NHK『大奥』のSeason2（2023年）における松平定信役でしょう。仲間由紀恵さん演じる一橋治済とのバトルが凄かったです。サイコパス治済…。出演者たちがみな最高の演技を見せた傑作です。
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