新ドラマ『サムライカアサン』&『痴情の接吻』&「終戦ドラマ」

SMAPの5人(中居正広・香取慎吾・草彅剛・稲垣吾郎・木村拓哉)は、俳優としても数多くの主演作を持っていますが、TOKIOの場合は長瀬智也さんが突出していて、それに松岡昌宏さんが続くというイメージ。

リーダーの城島茂さんは、朝ドラ『芋たこなんきん』(2006年)などの出演はあるものの、どちらかというとドラマよりバラエティーの印象が強く。そんな城島さんが、10月期ドラマ『サムライカアサン』で、ついに連ドラ初主演決定。

原作は板羽皆さんの人気マンガで、城島さんはパーマ&割烹着姿の、大阪のオカン役。脚本は、『猫探偵の事件簿』『正しいロックバンドの作り方』の服部隆さん。

夢を見つけ歩き始めた息子たけしの背中を、ウザすぎるほど全力の愛情で押すオカン・よい子(城島)。そんな親子の“卒業”までの日々を、「笑い」と「ホロリ」いっぱいに描く、全力愛情コメディ。

同じくジャニーズのA.B.C-Z橋本良亮さんが、単独初主演するドラマ『痴情の接吻』は7月期に放送。 如月ひいろさんの漫画原作のラブストーリーで、脚本は、『幸色のワンルーム』の保木本真也さん。

高校時代の同級生・和華に、異常に執着するハイスペック男子の忍(橋本さん)。10年ぶりにドイツから帰国した忍は、突然和華の前に現れ、同居を持ちかける。知的で、甘くて、ちょっとエッチな、キスから始まる同居ラブストーリー。

毎年、終戦の日の時期にNHKで放送される「終戦ドラマ」。2019年には、朝ドラ『おかえりモネ』の主演している清原果耶さんがヒロインを務めた『マンゴーの樹の下で〜ルソン島、戦火の約束〜』が放送されました。

様々な角度から描かれる「終戦ドラマ」ですが、今年は妻夫木聡さんが主演する『しかたなかったと言うてはいかんのです』が、8月13日に放送決定。戦中に行われた“生体解剖”がテーマということで、かなりシリアスなものになりそうです。

熊野以素さんの著書『九州大学生体解剖事件 70年目の真実』が原作。妻夫木さんは“生体解剖”の首謀者とされ、戦後死刑判決を受ける助教授役。その妻に蒼井優さん。他に、永山絢斗・鶴見辰吾・山西惇・辻萬長・中原丈雄・若村麻由美らが出演(敬称略)。

1945年5月。西部帝国大学医学部・助教授の鳥居太一(妻夫木さん)は、教授の指示のもと、米兵捕虜の手術を手伝うが、それは人体実験手術であった。教授に恐ろしい手術の中止を進言するが、却下され、8名の捕虜が死亡。戦犯裁判で死刑判決を受けた太一は…。


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