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最近の戸建て住宅に「木」が少ない件

福岡の田舎に住んでいますが、子供の頃に比べると、旧町域内の人口は1.5倍に。戸建て住宅が、近所でもポツポツと建てられています。割と建築好きなので、散歩する際に観察しています。

近年の建売の特徴は、瓦は使わない・頑丈な塀はつくらない・駐車場は2~3台分と広め・樹木はあまり植えない、ないしは全然植えないといったものがあります。

たしかに台風のことなど考えると、瓦は避けた方が無難。高い塀は逆に防犯上危険といいますし、解放感が違います。駐車場も夫と妻、来客用に3台分ぐらいあると安心。樹木も成長すると手入れが大変ですし、草取りの煩わしさを考えると、土は最少にしたいという気持ちもわかります。

そうした合理性を追求した一軒家と違い、我が家は庭木好きだった亡父の想い入れのある古民家。玄関先の前庭と中庭(枯れ池付き)、さらに隣接する土地に果樹も植えられていて。

庭は松を中心に、梅やツツジ、紫陽花にモミジに椿、万両と、四季折々に花(実)の色味が楽しめる趣向。イチジクやビワ、金柑などが食べられるのはいいのですが、高木は枝を落とすのも大変で。「木」のない家を、羨ましく思う瞬間です。

余談:久しぶりの夜更かし。TVerでは見られない『silent』4話以降をまた見直したくて、FODに入ってしまいました(笑)。今だけ月200円。来月には抜けます。


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