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女優ノート『草刈民代さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、2021年春ドラマ『イチケイのカラス』に出演する草刈民代さん。

日本を代表するバレリーナとして国内外で活躍。1996年、映画初出演にして、周防正行監督の映画『Shall we ダンス?』の主演に大抜擢(役所広司さんとのW主演)。大ヒットした上、その年の映画賞を総なめ。傑作。

真面目でごく普通のサラリーマン杉山正平(役所さん)は、ある晩、ダンス教室の窓べに、物憂げに佇む美しい女性(草刈さん)を通勤電車から見た。どこか空しさを感じていた彼が、数日後、ためらいながらもダンス教室の扉を開くと、そこには「社交ダンス」の摩訶不思議な世界が広がっていた…。

映画公開直後に、周防監督と電撃婚した草刈りさん。その後も、『ダンシング・チャップリン』(2011年)『終の信託』(2012年)『舞妓はレディ』(2014年)と周防作品に出演した後、『月と雷』(2017年)では自由奔放な女性を演じ、新境地を見せました。

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ドラマは意外に遅く、2010年の大河ドラマ『龍馬伝』でドラマ初出演。同じ年の『新参者』では、事件の被害者(原田美枝子さん)の親友で、第一発見者となる翻訳家を演じました。傑作。

一人の女性(原田さん)が殺害され、この殺人事件を担当することになったのが、日本橋署に異動してきたばかりの、ニューカマー加賀恭一郎(阿部寛さん)。その加賀恭一郎の捜査線上に浮かび上がった容疑者は、なんと人形町の商店街住民全員!

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連ドラ初主演となった『眠れる森の熟女』(2012年)をはじめ、『アルジャーノンに花束を』(2015年)『大恋愛〜僕を忘れる君と』(2018年)など、母親役も定番になっていきますが、『私の家政夫ナギサさん』(2020年)も好きな作品。

働き盛りで仕事に一直線だけど、家事と恋は不器用な28歳の独身女性(多部未華子さん)が、おじさん家政夫(大森南朋さん)を雇うことから巻き起こるハートフルラブコメディ!




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