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大繁盛からの赤字転落…今週の『ちむどんどん』

復帰前の沖縄で、4人兄妹の次女として生まれ育ち、復帰とともに、東京で働き始めるヒロイン・比嘉暢子(稲垣来泉さん→黒島結菜さん)が、やがて沖縄料理の店を開くことになる朝ドラ『ちむどんどん』の第21週「君と僕のイナムドゥチ」。

暢子の店「ちむどんどん」で、開店前の試食会が行われた月曜日。当面、矢作(井之脇海さん)と二人で店を回すという暢子に、「聞いてない」と料理以外は手伝わないと宣言する矢作。見通しの甘い暢子に対する正論ではありますが…。

智(前田公輝さん)の歌子(上白石萌歌さん)への恋愛感情が明確になった火曜日。「共同売店」の店主で、歌子の母・優子(仲間由紀恵さん)に好意を持っていた善一(山路和弘さん)の言葉に説得力。

暢子の苦境を、優子と良子(川口春奈さん)が察し、歌子は暢子の元に送られ、店と家事を手伝うことに。ここで初めて出会った矢作と歌子ですが、『義母と娘のブルース』で友達以上恋人未満の二人を演じた井之脇さんと上白石さんだけに、テンション上がりました。

歌子の歓迎会が「ちむどんどん」で開かれた水曜日。歌子と智が買い出し中に、悪酔いした健男(与座よしあきさん)が二人の噂話をしていて。「智は暢子ちゃんにフラれたから、妹の歌子ちゃんに乗り換えたわけ?姉のお古。お下がり…」とこれを立ち聞きした歌子は、すっかり不機嫌に。

歌子の様子が変なことに気が付いた智は、休日に遊びに行こうと誘うのですが、頑なになってしまった歌子と口論に。喧嘩別れして店を出た智の近くでクラクション音。そして、三郎(片岡鶴太郎さん)から暢子に電話で「智が瀕死の重体?」。『あさイチ』大吉さんは歌子の夢説。

智の瀕死が誤解と判明した木曜日。これを機に、歌子と智は仲直り。営業に上京していた賢秀(竜星涼さん)と清恵(佐津川愛美さん)がフォンターナで食事に。

バカな女友達の話として、身の上話を語った清恵でしたが、そこに彼女を知っているらしいチンピラ風の男(田辺和也さん)が近づいてきて…。田辺さんは、『鎌倉殿の13人』に曽我兄弟役で出演していました。

そして、「ちむどんどん」がついに開店。田良島(山中崇さん)が会社の人間を大量に引き連れて来るなど、順調な滑り出し。問題は一周した後、どれぐらい常連客をつなぎ留めれるか、かな。

重子(鈴木保奈美さん)が「ちむどんどん」にやってきた金曜日。以前食べた宅配弁当の方が美味しかったと率直な感想。それが予言であったかのように、店の客はみるみる減っていき、ついに赤字に転落。やはり…。


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