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俳優ノート『神木隆之介さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、2022年冬ドラマ『妻、小学生になる。』に出演、2023年朝ドラ『らんまん』に主演する神木隆之介さん。Co-LaVo所属。

天才子役として、国民の多くがその成長を見守ってきた神木さんも28歳。大河ドラマの主演はいずれあると思っていましたが、まさかの朝ドラ主演ですか。ドラマ・映画・アニメと膨大な作品に出演しているので、ドラマに絞っていきたいと思います。

子役時代ですと、志田未来さんらと共演した『探偵学園Q』(2006年)が有名なところですが、その前年の『あいくるしい』(2005年)も印象深く。野島伸司さんの脚本で、市原隼人さんが主演なんですが、神木さん目線の語りが入るので、実質主人公のよう。ショタ時代の可愛さが爆発しています。

山間の町に暮らす真柴家。ある日、母・由美(原田美枝子さん)が入院することになった。長女・みちる(綾瀬はるかさん)は家事をこなし、長男・豪(市原隼人さん)はアルバイトに励む。幌(神木さん)は、世界を救うことを夢見ているが、まだ涙を流して泣いたことがないことを悩んでいる。

子役からの離脱期、『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』(2010年)を経て、主演したのが『11人もいる!』(2011年)。今回も大家族ものながら、そこは宮藤官九郎さんの脚本ですから、神木さんは家族を背負う“繁殖力”が強い長男役(笑)。傑作。

10人家族なのになぜか11人いる!?不思議な大家族の中で、神木さんが苦悩する長男役に挑戦!笑えて、泣けて、ちょっと感動的…「こんな家族もちょっとイイな」と思えるような、共感を呼ぶ新たなホームドラマ。

最後は広瀬すずさんの連ドラ初主演作『学校のカイダン』(2015年)といきたいところですが、何度か挙げているので、今回は『おじさまと猫』(2021年)。声優としても『千と千尋の神隠し』(2001年)や『君の名は。』(2016年)など評価の高い神木さんが、猫役を演じました。

誰かに愛されたかった“おじさま”と“猫”の心温まる日々を紡いだハートフルドラマ。妻に先立たれ、ふさぎ込んでいた世界的ピアニスト・神田(草刈正雄さん)。ある日、神田はペットショップで売れ残っていた、ブサ猫のふくまる(神木さん)と出会い…。





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