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ドラマ日記『鎌倉殿の13人』(第46話)

鎌倉時代、源頼朝(大泉洋さん)に学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時(小栗旬さん)が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く大河ドラマ第61作『鎌倉殿の13人』の第46話「将軍になった女」。

新たな鎌倉殿を迎えようと朝廷に伺いを立てる義時、大江広元(栗原英雄さん)たち。京では鎌倉への不信感をさらに高めた後鳥羽上皇(尾上松也さん)が藤原兼子(シルビア・グラブさん)、慈円(山寺宏一さん)と共に今後を見据え、鎌倉への圧力を強めていく。

実朝(柿澤勇人さん)と公暁(寛一郎さん)が殺されたことで、源氏の嫡流は阿野全成(新納慎也さん)と実衣(宮澤エマさん)の子・阿野時元(森優作さん)だけ。なんとか息子を鎌倉殿にしたい実衣と、その芽を摘んでおきたい義時。

実衣に味方すると見せかけて、義時と通じていた三浦義村(山本耕史さん)。時元を挙兵させ、自害させることに成功。実衣も詮議をかけられ、ついに自白。義時は実の妹を「首を刎ねよ」と命じるのですが、幽閉に留め置かれ、政子(小池栄子さん)が尼将軍になることで、解放されました。

これまで小競り合いを重ねてきた政子と実衣の場面は、全て今回のための伏線だったのでしょう。二人が共謀して、義時を毒殺するなんて展開があるのかなあ。残りあと2話。

余談:森優作さんというと、朝ドラ『半分、青い。』で鈴愛(永野芽育さん)が高校時代に初デートした小林(こばやん)役でした。宮澤エマさんが『ワイドナショー』に出始めた頃は、宮澤喜一元首相の孫で、帰国子女の知的お嬢様といった風情でしたが、今回の役でずいぶん印象が変りました。


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