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ドラマ日記『アンメット』(第7話)&『柚木さんちの四兄弟。』(初回)

“記憶障害の脳外科医”という前代未聞の主人公・川内ミヤビ(杉咲花さん)が、変わり者の脳外科医・三瓶友治(若葉竜也さん)と出会い、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』の第7話。

抗てんかん薬を増やしたことで、断片的ではあるものの、前日のことを覚えていられるようになったミヤビ。本人はもちろん、森陽南子(山谷花純さん)や成増貴子(野呂佳代さん)ら、これまでミヤビを支えてきた医局のメンバーもうれしくてたまらない。

Jアラート発令により、放送が一時中断した今回。自分はTVer見逃し配信だったので支障はなかったですが、リアルタイム視聴の方にとっては、10時46分というドラマの盛り上がりのピークの時間は最悪でしたね。

断片的な記憶が残る一方、記憶錯誤という症状も出て戸惑うミヤビ。そんな中、医局の行きつけの料理屋「たかみ」の大将・高美(小市慢太郎さん)の味覚に疑問を感じたミヤビが検査を勧めると、髄膜腫が見つかり。

手術のリスクとして、嗅覚が失われる可能性があり、そうなると料理人としては終わってしまう。それでも微かな望みをかけて、手術を受けることにした高美。

修業時代の出汁(嗅覚)を巡るエピソードや、自分の店を持ち、妻・香織(阿南敦子さん)と二人三脚でやってきたこれまで歩みが描かれる中、名優である小市さんと阿南さん演技が素晴らしかったです。毎回のことながら、映像も凄くいいなあ。

西島(酒向芳さん)の計画も明らかにされる中、綾野(岡山天音さん)が今後どう動くかも焦点でしょうね。若葉さんの出演映画を多く手掛けてきた、今泉力哉監督がサプライズ出演。映画ファンには嬉しいでしょうね。

2年前に両親が亡くなり、男ばかりの四兄弟で暮らしている柚木家。高校教師の長男・隼(藤原大祐さん)、次男:尊(大野遥斗さん)、三男・湊(山口暖人さん)、岳(永瀬矢紘さん)。年の離れた四兄弟のほっこりホームドラマ『柚木さんちの四兄弟。』の初回。

弟三人の面倒を一人で見ている柚木家の長男で高校教師の隼。ある日、クールな次男・尊とは対照的な性格の三男・湊が、忙しい隼を気遣って隼の目覚まし時計を止めてしまう。

NHK夜ドラ枠の新ドラマ(全32話)。ドラマ初主演の藤原さんは、アミューズ所属の正統派イケメン。『おじさんはカワイイものがお好き。』で初めて認知。『純愛ディソナンス』では怪演も見せていました。隼は弟の面倒を頑張っているけど、綻びがあちこち出ているという役どころ。

大野さんと山口さんは、スターダストプロモーション所属で、EBiDAN NEXTのメンバー。尊は優等生かつ性格も良く、女性にモテている。一方の湊は尊にコンプレックスがある模様。悪い人間ではないけれど、柚木家の中ではトラブルメーカー的な立ち位置。

永瀬さんはテアトルアカデミー所属。朝ドラ『虎に翼』では、猪爪直明の幼少期を演じました。岳はご近所さんである霧島家の祖父・虎次郎(イッセー尾形さん)と親友で、時代劇を一緒に見たり、将棋を指したりという老成タイプ。

初回では兄弟のキャラクターと、ご近所さんや学校での人間関係がうっすらと示され、隼のために湊が起こした黒焦げパン騒動が描かれました。予告によれば、今後は奏と岳の誘拐騒動や、隼が合コン女性に騙される事件が起こるようです。


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