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ドラマ日記『警部補ダイマジン』(第2話)& 『トリリオンゲーム』(初回)

強い正義感をもつ警視庁捜査一課のエース・台場陣(生田斗真さん)が、法で裁けない犯人に剛腕を振りかざし、悪をもって悪を制す、ダークヒーローが巨悪に挑むピカレスク・サスペンス『警部補ダイマジン』の第2話。

「44」工作員・中野伸之(出合正幸さん)の奇襲を受け、絶体絶命の平安(向井理さん)。平安のもとへ急ぐ台場だが…。一方、捜査一課の(土屋太鳳さん)は、天羽(宅麻伸さん)の死には裏があると睨み、疑惑の目を台場へ向けていた。

危機一髪のところで中野を仕留め、平安を救った台場でしたが、中野を平安は見逃し。しかしそれは罠で、後日女子高生(矢野ななかさん)への痴漢を仕立てられ社会的に抹殺されました。

一方、頻発している、外国人CEOらの変死事件を追う中で、工作員・市川孝蔵(矢柴俊博さん)と同居している女性・須田晃子(クノ真季子さん)が、事件に絡んでいるという情報を得た台場は家に向かいますが、すでに市川が須田を殺害。

その後、台場と市川による二転三転の殺し合い。ついに台場が仕留めたと思ったその瞬間、またも平安が車で割り込んできて、逃がしてしまいました。矢柴さんは温厚な役も多いですが、今回は悪い顔してますね(笑)。にしても、平安にはまだまだ秘密が色々あるようです。

“世界一のワガママ男”のハル(目黒蓮さん)と、“まじめで不器用なエンジニア”のガク(佐野勇斗さん)という正反対の二人が、ゼロから起業し、型破りな方法で成り上がる、前代未聞のノンストップ・エンターテインメント『トリリオンゲーム』の初回。

コミュニケーション能力抜群で、就活全勝のハル。パソコンの腕は確かだが、就活全敗のガク。中学の同級生の二人は、日本最大のIT企業「ドラゴンバンク」の面接で再会する。

近年増えている起業系ドラマ。個人的にはあまりハマらないんですが、目黒さんのハッタリ男役が突き抜けていて心地よく。佐野さんも絶妙な受け芝居。序盤中盤終盤と見せ場をつくり、テンポもよくスリリング。この脚本、朝ドラ『ちむどんどん』の羽原大介さんが書いているというのが一番の驚き(笑)。

「ドラゴンバンク」経営者の娘で、やり手の取締役・黒龍キリカ・桐姫役として、目力強めの今田美桜さんが出ていますが、目黒さんとは映画『わたしの幸せな結婚』で共演。予告編を何回も見たため、イメージがまだ残っています。

ハルとガクに出資する投資家・祁答院一輝役に吉川晃司さん。朝ドラ『舞いあがれ!』では、「岩倉学生、右を見ろ」で有名な航空学校の大河内教官役。目黒さんも教え子・柏木学生でした。視聴継続決定。

余談:今週のNHK『言葉にできない、そんな夜。』第2シーズンのゲストは、俳優の松下洸平さん、女優の美村里江さん、小説家の朝井リョウさんと豪華。ドラマ『最愛』のエピソードも。


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