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俳優ノート『橋本じゅんさん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、2021年春ドラマ『恋はDeepに』と『桜の塔』に出演する橋本じゅんさん。

人気劇団「劇団☆新感線」の看板俳優の一人である橋本さん。映像分野では、朝ドラ『ひらり』(1992年)で注目され、以降、舞台と並行してドラマや映画でも活躍。

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出演作多数な橋本さんですが、まず挙げたいのは『エリートヤンキー三郎』(2007年)。極悪な兄たちを持つ三男が“三郎軍団”の総長に祭り上げられる学園コメディーで、橋本さんはケンカは強いが、筋金入りのバカという、親衛隊長の石井役をアドリブ全開で演じました。倉科カナさんが可愛い。

気弱でおとなしい性格の三郎(石黒英雄さん)。悪名高い不良の兄のたために、高校に入学するや「エリートヤンキー」として生徒から崇められ、本人の気持ちとは裏腹に「三郎軍団総長」に祭り上げられてしまう。しかし、身の危険を感じた時、大河内一族で一番濃い血が、三郎を目覚めさせて…。

映画でも、『図書館戦争』シリーズ(2013、2015年)の玄田役や、『シン・ゴジラ』(2016年)の三木幕僚長役などが記憶に残りますが、ここは『キングダム』(2019年)のムタ役を挙げておきましょう。原作の再現度が高い映画でしたが、橋本さんや大沢たかおさんは得点高し。

秦の国の戦災孤児・信(山﨑賢人さん)と漂(吉沢亮さん)は、いつか天下の大将軍になることを夢見て、日々鍛錬を積んでいた。そんなある日、漂が王宮に召し上げられ、ふたりは別々の道を歩むことになる。

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再びドラマに戻って、最後は『MIU404』(2020年)。橋本さんは、面倒見のいいベテラン警部補・陣馬役で、九重(岡田健史さん)とのコンビが最高。伊吹(綾野剛さん)&志摩(星野源さん)タッグより愛されてたんんじゃないかな。隊長の麻生久美子さんが、凛として美しい。

新設された“第4機捜”の隊員として招集された志摩だったが、とある人事トラブルからバディとなる隊員が見つからないという事態に。やむを得ず、候補段階で落としていた奥多摩の交番勤務員・伊吹を招集し、バディを組むよう命じられる。


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