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女優ノート『恒松祐里さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は2021年に配信されるNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』のシーズン2に、新ヒロイン・乃木真梨子役で出演する恒松祐里(つねまつ ゆり)さん。

実在のAV監督・村西とおるさんの人生を、事実とフィクションを交えて描いた『全裸監督』。シーズン1では、ほぼ無名だった森田望智さんが、伝説のAV女優となるヒロインにふんし、ハードな濡れ場に挑戦。ドラマは大ヒットし、森田さん自身もブレイクしました。

恒松さんはアミューズ所属の22歳。子役出身で、ドラマ『瑠璃の島』(2005年)でデビュー。出演作品で、まず取り上げたいのは、新垣結衣さん主演の映画『くちびるに歌を』(2015年)。

長崎・五島列島を舞台に、心に傷を負った元天才ピアニストで、中学校の代理教員(新垣さん)が、生徒たちとの交流の中で立ち直っていく姿を描いたこの映画。恒松さんは生徒役の中心、見方によっては主役と言ってもいい、重要な役どころを演じました。

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次はわずかな出番ながら、記憶しておきたいのが朝ドラ『まれ』(2015年)。主人公のまれ(松本来夢さん→土屋太鳳さん)一家が居候する、桶作家(田中裕子さん&田中泯さん)の孫娘姉妹として登場したのが恒松さんと浜辺美波さん。

今や大ブレイクの浜辺さんも、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』に出演する前の無名時代。「あの美少女二人はだれ?」と話題になりました。ちなみに、恒松さんは今春スタートの朝ドラ『おかえりモネ』で、主人公・百音(清原果耶さん)の幼馴染役を演じます。

最後は、岡田結実さんの振り切った演技も評判だったドラマ『女子高生の無駄づかい』(2020年)。恒松さんは、アニメや漫画を愛するツッコミ系腐女子を巧みに演じていました。

数多くのメジャー作品に出演、演技力にも定評があり、ネクストブレイクと言われ続けてきた恒松さん。『全裸監督』の体当たりの演技で、今度こそ。


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