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ドラマ日記『鎌倉殿の13人』(第42話)&『アトムの童』(第4話)

鎌倉時代、源頼朝(大泉洋さん)に学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時(小栗旬さん)が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く大河ドラマ第61作『鎌倉殿の13人』の第42話「夢のゆくえ」。

源実朝(柿澤勇人さん)は、後鳥羽上皇(尾上松也さん)を手本として人任せにせず自ら裁定を下すことを決意。泰時(坂口健太郎さん)をそばに置き、自身の政を進める。一方、鎌倉内での地位を盤石なものとした義時は、のえ(菊地凛子さん)に勧められて執権を名乗ることを決断。

佐藤二朗さんが司会を務める10月2日放送の『歴史探偵』では、「3代将軍 源実朝」特集で、柿澤さんがゲスト。幻の巨大船建造プロジェクトについても触れられていて、三谷幸喜さんにかかると、こういう顛末になるんだなと。

船が浜に沈み込み浸水できず、八田知家(市原隼人さん)らが必死に船を引くシーン。案の定、上半身の筋肉を披露。すると、なぜか、三浦義村(山本耕史さん)までが脱ぐというコメディー色に。山本さんと言えば、石田三成役だった『真田丸』の時も脱いでましたからね。

伊豆の時政(坂東彌十郎さん)を泰時(坂口健太郎さん)が訪ね、時政を世話するサツキ(磯山さやかさん)が登場するほのぼのシーンもあり。最後は、政子(小池栄子さん)が覚醒、義時が孤立する展開に。

京都から戻ってきた公暁役で寛一郎さんが登場。後に実朝を暗殺するわけですが、その実父である佐藤浩市さんが、頼朝に謀殺された上総介役だったわけで、このキャスティングもよく考えるとすごいなと。

若き天才ゲーム開発者・那由他(山﨑賢人さん)が、潰れかけの老舗玩具メーカー「アトム」とタッグを組み、経営陣とあらゆる逆境を乗り越えながら新たな挑戦。大資本との覇権を争う姿を描く『アトムの童』の第4話。

完成を目前に控えたアトム玩具のゲームだったが、ゲームのデータが全て消える事件が起こる。インド人の投資家へのプレゼンを10日後に控え、間に合わないと社内は騒然となる。そこで那由他の提案に、隼人(松下洸平さん)は猛反対する。

データー復原までに時間がないと外注を提案した那由他でしたが、結局のところ自分で納得できるものにならず、隼人と仲直りして無事完成。インドの投資家から投資をしてもらえることに。

データーを消していたのは、やはり興津(オダギリジョーさん)とつながっている、銀行の支店長(皆川猿時さん)から指示されていた鵜飼(林泰文さん)でした。

しかし、アトムで働く人たちの熱意に感化され、再度の支店長の指示を無視。エラー表示が出ていたパソコンの再試行キーを押し、ゲームを救ったことが那由他たちも知るところとなり、鵜飼の謝罪は受け入れられ、共に働くことに。

林さんというと、ドラマでよく見る名脇役ですが、同じ日曜劇場の『天国と地獄〜サイコな2人〜』でも、個性的な鑑識役としていい味を出していました。



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