女優ノート『永野芽郁さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、2021年夏ドラマ『ハコヅメ たたかう!交番女子』に主演する永野芽郁(ながの めい)さん。スターダストプロモーション所属。

子役出身で、雑誌「nicola」「Seventeen」のモデルとして活躍した永野さん。実は後に再共演する佐藤健さん主演の『るろうに剣心』(2012年)にも出演していましたが、一躍知られるようになったのは、映画『俺物語!!』(2015年)のヒロインに抜擢された頃から。

高校1年生の剛田猛男(鈴木亮平さん)は、全く高校生に見えない顔面と巨体を持つ豪傑・硬派な日本男児。ある日、街中で危機に遭っていた女子高生・大和凜子(永野さん)を助けた猛男は、彼女にひと目惚れしてしまう、純情青春ラブストーリー!

連ドラ初主演した、ピュアなラブストーリー『こえ恋』(2016年)では、素直な女子高生を演じた永野さんでしたが、『僕たちがやりました』(2017年)では、窪田正孝さんとのベッドシーンをわりとちゃんと演じていて、ちょっと驚きました。

“そこそこ”で生きていたトビオ(窪田さん)ら4人の若者たち。ある日、ヤンキー高校の不良たちに、仲間をボコボコにされた彼らは、イタズラ心で復讐を企てると、ワケが分からないまま、“爆破事件の容疑者”になってしまう。ハラハラドキドキの展開で描く青春逃亡サスペンス!

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翌2018年には、朝ドラ『半分、青い。』の主人公・鈴愛役に大抜擢。脚本家・北川悦吏子さんが、Twitterを巡って、視聴者の反発を買うなど賛否両論でしたが、漫画に行き詰まった鈴愛が、周囲に当たり散らす第78回は名シーン。北川さんが「神回」などと余計な予告をしなければよかったのになあ。

1971年、岐阜県東部にある小さな食堂に、鈴愛という女の子が生まれた。ふるさと岐阜県と東京を舞台に、ちょっとうかつだけれど失敗を恐れないヒロイン(永野さん)が、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜け、やがて一大発明をなしとげるまで、およそ半世紀の物語。

朝ドラ後は、『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(2019年)、『親バカ青春白書』(2020年)、そして『ハコヅメ』と、日本テレビに囲い込まれた感があるのが心配。そろそろ、他局の連ドラレギュラーもみたいところです。


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