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新ドラマ『まったり!赤胴鈴之助』&『封刃師』&『もしイケ』

先日亡くなった中村吉右衛門さんの代表作『鬼平犯科帳』は、何度もドラマ化されていて、主人公の長谷川平蔵役として吉右衛門さんは四代目。初代は吉右衛門さんの実父でもあった初代松本白鸚さん(松たか子さんの祖父)。

歌舞伎俳優が映画や時代劇ドラマに出演することは昔からあることですが、近年は現代劇も増えた印象。『王様のレストラン』の松本幸四郎(現:二代目白鸚)さんあたりが先駆者で、『陸王』の市川右團次さん、『いだてん』の中村勘九郎さん、『半沢直樹』の片岡愛之助さんなど続々。

尾上松也さんもその一人。『さぼリーマン甘太朗』では連ドラ初主演も果たしていましたが、来年1月期のドラマ『まったり!赤胴鈴之助』で再び主演決定。漫画やアニメで人気を博した『赤胴鈴之助』の令和バージョン。65年前にも実写化されており、演じたのは尾上さんの亡父・松助さんだそう。

父の形見の赤い胴を着けた少年剣士・赤胴鈴之助が、江戸の道場を飛び出し、令和の世界でまったりする物語。鈴之助は、江戸からタイムスリップした令和でも、銀髪鬼率いる鬼面党をなぎ倒していく!しかし、 現代の“悪”は思っていた以上の悪ではなく、平和そのものだった。

1980年に大阪芸術大学の学生を中心に旗揚げされた「劇団☆新感線」。今や一演目10万人を集める日本屈指の人気劇団に。看板俳優である古田新太さんが、先輩の渡辺いっけいさんに騙されて劇団に入ったというエピソードが好き。

そんな「劇団☆新感線」の座付き作家が中島かずきさん。主宰者のいのうえひでのりさんと同じく福岡県出身。アニメやドラマなども手掛け、『仮面ライダーフォーゼ』や『ふたがしら』など。

そんな中島さんが原作・脚本を担当するドラマ『封刃師』が1月15日から放送開始。早乙女太一さんは連ドラ初主演で、共演に遠藤雄弥さん・中村ゆりかさん・深川麻衣さん・橋本じゅんさん。演出は、映画『新聞記者』やドラマ『アバランチ』の藤井道人監督。

タブロイド誌の若手記者・三條美緒(深川麻衣さん)は男性の斬殺事件の真相を追及すべく取材を始めるのだが、死体から湧き出る「黒い灰」を目撃。同じものを見つめる御沙神駆(早乙女太一さん)と五百津翔(遠藤雄弥さん)。彼らが来ると、事件は必ず捜査打ち切りとなり、真相は闇に葬られる。現代日本を舞台に「刃」をテーマにした全9話の本格アクション活劇!

かつて容姿が美しい男性は「二枚目」あるいは「男前」などと呼ばれていました。前者は歌舞伎用語が起源、後者は男ぶりがいいや、男気があるなど、容姿だけではない気性や態度も含めるのでしょう。

昭和の世では「ハンサム」もよく使われましたが、平成に入ってからは「イケメン」がもっぱら使われるようになりました。イケてる「men」あるいは「面=顔」と諸説あるようです。

そんなイケメンをテーマにした新ドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』が来年1月スタート。またもや秋元康さん企画・原作で、主演は『ドラゴン桜2』『恋です!』の細田佳央太さん。共演に宮世琉弥・藤原大祐・水沢林太郎・内藤秀一郎・藤枝喜輝(敬称略)。

生徒のイケメン率が以上に高い私立美南学園を舞台に、平凡な高校生・池田龍馬(細田さん)が、戸惑いながらも、持ち前の人間性やアイデアで、「選抜イケメン大会」の代表メンバーを目指す青春ドラマ。


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