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映画日記『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』

定期的に映画館で映画を観る新習慣の第25弾。今回は、6月30日公開の『インディ・ジョーンズ 』シリーズの第5作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』。

シリーズ第一作の『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』が公開されたのが1981年ですから、もう40年以上前。ハリソン・フォードはもう80歳ですが、本作でも主演を務めています。

これまでは『スター・ウォーズ』のジョージ・ルーカス製作総指揮& スティーヴン・スピルバーグ監督コンビでしたが、今回は『ニューヨークの恋人』のジェームズ・マンゴールド監督に交代。にしても、スピルバーグ監督の『E.T.』公開は1982年だったんだなあ。

第2次世界大戦末期。考古学者のインディ・ジョーンズ(ハリソン・フォードさん)らは手にした者が神になるほどの力を秘めるダイヤル“アンティキティラ”をめぐり、ナチス・ドイツの科学者ユルゲン・フォラー(マッツ・ミケルセンさん)と格闘する。そして1969年、インディの前にかつての仲間であるバジル・ショーの娘ヘレナ・ショー(フィービー・ウォーラー=ブリッジさん)と、フォラーが現れる(シネマトゥデイから引用)。

以下ネタバレあります。

今回のインディーは巻き込まれ型主人公。大学で考古学を教えていますが、生徒はろくに話を聞いておらず、定年退職の日を迎えます。息子は戦死し、妻とは離婚協議中。安アパートに住み、昼から酒をあおる、人生の黄昏時。

そんな彼が秘匿していた“アンティキティラ”を目当てにヘレナが現れたことから、フォーラーらに追われることに。ヘレナは美人で頭も切れ、度胸もあるのですが、裏社会の人間ともつながりがある、やばい女。例えてみれば、『ルパン三世』における峰不二子。

といって、インディーとロマンスがあるわけではなく、ヘレナの名付け親がインディーという関係性。最初はインディーを出し抜いたヘレナでしたが、やがて協力してフォーラーらと対決。W主演といってもいいぐらいの大活躍。老いたインディーを補完して余りある輝き。

陸・海・空を舞台に、列車・馬・車・バイク・飛行機などを使ったアクションシーンがてんこ盛り。トレードマークの帽子と鞭も健在ですが、活躍の場は少なかったかな。

時空を超える力を持つ“アンティキティラ”が、インディらを連れて行った時代とは⁉そしてそこで出会った有名人とは⁉最後に、インディが手に入れたものとは⁉ちょっとホロっとさせて終わります。

上映時間154分と長めですが、あっという間に感じました。シリーズ最終作、ぜひ劇場でどうぞ。


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