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女優ノート『吉田羊さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回はドラマ『恋する母たち』に出演する吉田羊さん。

福岡県久留米市出身の芸能人といえば、かつては松田聖子さんとチェッカーズ、俳優ならば藤吉久美子さんに田中麗奈さんといわれたものですが、現在はもっぱら吉田さん(桜井ユキさんもいますが)。

朝ドラや三谷幸喜さんの舞台で注目された吉田さんですが、ブレイク作はやはり木村拓哉さん主演の『HERO』第2シリーズ(2014年)。女性検事の馬場礼子って役名を覚えているぐらいですから、文句なくはまり役でした。

似た系統ですが、『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』(2015年)での美人管理官役もカッコよかったですね。吉田さん・吉田鋼太郎さん・滝藤賢一さんの“中年トリオ”もよき。名作。

現時点での吉田さんの代表作は『コウノドリ』(2015年、2017年)か『コールドケース 〜真実の扉〜』シリーズ(2016年-)になると思いますが、ここは前者で。

周産期医療センターを舞台に、産科医・新生児科医の面々が命と向き合う姿を真摯に描くヒューマン医療ドラマの傑作。吉田さんは助産師の小松さんとして、鴻鳥&四宮先生(綾野剛さん&星野源さん)の間をつないだり、下屋(松岡茉優さん)の支えになったり、主要キャストの要でしたね。

最後は有村架純さん主演の『中学聖日記』(2018年)。吉田さんはバイセクシャルの原口役。有村さん演じる聖の当初の恋人・勝太郎(町田啓太さん)を翻弄するなど、いいキャラクターでした。


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