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ドラマ日記『光る君へ』(第22話)&『アンチヒーロー』(第8話)

平安時代、京に生まれたまひろ→紫式部(吉高由里子さん)。数歳年上の藤原道長(柄本佑さん)とは、少女の頃に知り合い、惹かれ合うも、身分差に阻まれ。別の男性と結婚するも死別。娘を育てながら、「源氏物語」を書き始める大河ドラマ『光る君へ』の第22話「越前の出会い」。

敦賀の松原客館に立ち寄ったまひろと為時(岸谷五朗さん)は、宋人の朱(浩歌さん)、通事の三国(安井順平さん)らに迎えられる。浜辺に出かけたまひろは、そこで佇む周明(松下洸平さん)と出会う。

当初は、越前国府の役人である源光雅(玉置孝匡さん)や大野国勝(徳井優さん)に歓待された為時ですが、宋人から依頼されている船の修理の件に注文を付けるなどしたことから、賄賂で懐柔されそうになりますが、これを拒否。すると掌返しで冷淡な扱いとなり。

以前、宣孝(佐々木蔵之介さん)が筑前守を数年務めたら、懐が豊かになった描写が、ここで効いていました。地元の役人からすれば、数年しかいない国司は所詮お客様であり、自分たちのすることに口出さず、(賄賂をもらって)おとなしく過ごしてくれたらいい、ということなのでしょう。

そんな中、三国が殺され、犯人だとして国勝が朱を連行。国際問題になりかねないだけに、まひろは道長にお伺いを立てますが、ただでさえ多忙な上に、伊周(三浦翔平さん)は戻ってきちゃうし、定子(高畑充希さん)の妊娠の件も発覚、さらに明子(瀧内公美さん)はガツガツ来るし(笑)。

ラスト。まひろと交流を重ねていて、父の病気も針治療で治してくれた周明が、「朱様は通事を殺していない。証人だ」と人を連れて為時の元に現れ。ほんとは日本語がしゃべれたのね、というシーンで終了。

主人公・明墨正樹(長谷川博己さん)は、犯罪者である証拠が100%揃っていても、無罪を勝ち取る“アンチ”な弁護士。“アンチ”な弁護士は正義か悪か!?新たなヒーローが常識を覆す、逆転パラドックスエンターテインメント『アンチヒーロー』の第8話。

「あなたを無罪にして差し上げます」 …志水(緒形直人さん)の冤罪を晴らそうとする明墨たちの前に伊達原(野村萬斎さん)が立ちはだかる。

実際には殺人を犯していた緋山啓太(岩田剛典さん)を無罪にした明墨。その目的は、緋山がかつて闇サイトの仕事で盗撮した動画に、志水の無罪を証明する決定的な瞬間が残っていると考えられたから。

データは闇サイトの管理者・江越(迫田孝也さん)に送られていたことから、明墨は江越と交渉。上手くいったかに見えましたが、伊達原が先手を打って回収してしまいました。

大河ドラマ『真田丸』以前は、あまり知られていなんかった迫田さんですが、今や日曜劇場の常連ともいえる大活躍。『VIVANT』でもゲス役でしたが、『天国と地獄〜サイコな2人〜』の東朔也役が最高でした。

残り2話、かな。


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