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放送記念日にNHK「ラジオ番組」3選

3月22日は放送記念日。1925(大正14)年3月22日、NHKの前身・社団法人東京放送局が、日本初のラジオ放送を開始したことに由来します。

NHKのラジオ番組については、これまで『ラジオ深夜便』『おしゃべりな古典教室』『高橋源一郎の飛ぶ教室』『岡田惠和 今宵、ロックバーで』『東京03の好きにさせるかッ!』などを紹介してきましたが(マガジン「ラジオ日記」)、今日はあと3番組まとめて挙げてみましょう。

まずは、歴史好きにはたまらない『DJ日本史』(日曜16時5分~55分)。MCは大河ドラマ物真似でも知られる松村邦洋さんと、歴女タレントの堀口茉純さんほか。大相撲や高校野球の時期は、放送休止になるのが辛い。

毎回一つのテーマについて50分間喋り倒す趣向で、最近ですと「島原の乱の影響」とか「幕末の私塾」など、教科書レベルをさらに深掘りした内容となっています。合間に、松村さんの歴史物真似ステージもあります。

次は、3人組のロックバンド・ヤバイTシャツ屋さん(ヤバT)がMCを務める『ヤバイラジオ屋さん』。2018年から単発番組を積み重ね、昨年レギュラー化。来年度からは、火曜夜8時5分からの放送になります(50分)。

しゃべりが達者なアーティストは結構いますが、関西2人&東海1人による軽快なトークが、今一番楽しい。最近ですと、女優の桜井日奈子さんがゲストの時は、さらにパワーアップ。もり氏の定番ネタ・元カノネックスレス話で、大いに盛り上がりました。

最後は、1999年から続く長寿番組『ちきゅうラジオ』(土日17時05分~18時50分)。全世界に放送されている番組で、海外在住や長期海外旅行している日本人を電話でつないだり、お便りを読んだり。「地球音クイズ」では、世界の各地の“ある音”を出題します。

例の感染症の影響もあり、海外旅行もままならない現在。ただでさえ内向きな日本人ですから、世界で活躍する同胞の生の声を聴いてみるのもいいかも知れません。テレビの海外バラエティーとはまた一味違って、演出や加工がほとんどない分、素朴な感じにリアリティーを感じます。


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