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ドラマ『かぞかぞ』&『西園寺さんは家事をしない』(第3話)

家族をめぐる「楽しい」や「悲しい」など一言では説明ができない、情報過多な日々の出来事を、笑えて泣けて考えさせられて、心がじんわり温かくなる令和の新しいホームドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった(#かぞかぞ)』の第3話。

七実(河合優実さん)は、パパ・耕助(錦戸亮さん)も行きたかった大学へ合格した!ひとみ(坂井真紀さん)は耕助がいた頃を懐かしみ、「またいつか旅行行ってみたいな…」そんな言葉を聞いてしまったら、七実はやるしかない。大学の授業もそっちのけで草太(吉田葵さん)、芳子(美保純さん)の協力も得ながら、母を喜ばせるため、まい進する。

冒頭、起業して仕事人間になっていた耕助に、「パパなんか死んでまえ!」の言葉を投げつけた七実。その直後、耕助は倒れ帰らぬ人に。七実が抱えた罪悪感はいつか解消される日が来るのでしょう。

耕助と一緒に行った沖縄旅行へ、再び家族を連れていくため、バイト3つ掛け持ちで働きまくる七実の姿が軽快に描かれ。車椅子への対応をしてくれた旅行会社社員・篠宮梓(川﨑珠莉さん)の「鬼の交渉術」ぶりが最高(笑)。

仕事はバリバリやるが、 家事は一切しない38歳独身女性の西園寺一妃(松本若菜さん)が、年下の訳ありシングルファーザー・楠見俊直(松村北斗さん)と「偽家族」として暮らすことになるハートフルラブコメディ『西園寺さんは家事をしない』の第3話。

気を遣わない関係になるため、「偽家族」になることを思いついた西園寺さん。懐疑的な楠見を丸め込むように、まずはお試しで偽家族を検証することに!そんな中、西園寺さんはYouTuberカズト横井(津田健次郎さん)と直接対面!更に、楠見の元には姑・波多野里美(奥貫薫さん)から連絡が。

「薄幸女優」という言葉があります。幸が薄そうな役柄が多い女優のことで、木村多江さんが有名ですが、奥貫薫さんと二人2トップとする意見もあり、松本若菜さんも実は「薄幸女優」に名前が挙がったことがあります。

妻・瑠衣(松井愛莉さん)の一周忌に、喪服を忘れてしまった楠見。西園寺が届けて事なきを得ますが、里美は楠見の子育て能力に疑問を呈し、ルカ(倉田瑛茉さん)を引き取ると言い出したために決裂。

後日、西園寺の家を里美が訪ねてきますが、楠見とは険悪ムード。しかし、西園寺の「お節介」発動で雪解けへ。作り置きの料理を残し、帰っていった里美を楠見が追いかけ和解。設定被りが話題の『海のはじまり』とは違い、引きずることがないあっさり展開ですが、この枠としては正解。

余談:27日放送のNHK『街角ピアノ』の舞台は福岡(BS先行で地上波初)。様々な思い出がある、博多港ベイサイドプレイスで演奏する様々な人たち。今回も沁みました。「NHKプラス」で8月3日まで配信しています。


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