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ドラマ日記『いちばんすきな花』(第8話)

年齢も性別も過ごしてきた環境も違う4人の男女が紡ぎ出す、見る者の心を静かに揺さぶる新たな時代の“友情”の物語。同時にそれは、“恋愛”も“友情”も全部含めた“愛”の物語『いちばんすきな花』の第8話。

潮ゆくえ(多部未華子さん)や深雪夜々(今田美桜さん)、佐藤紅葉(神尾楓珠さん)が集まる春木椿(松下洸平さん)の家に以前住んでいた人の名前が“志木美鳥(田中麗奈さん)”だとわかった。唯一連絡先を知っているゆくえが連絡をしたが、美鳥は電話に出なかった。

美鳥から連絡をもらったゆくえ。椿ら4人それぞれの美鳥の印象が違うことから、一度に会うのではなく、一人ずつ会った方がいいと考え、まずはゆくえ自身から美鳥と再会。「その人の前だけの自分ってあるしね」と。

次に美鳥は椿宅を訪問。中学2年生以来の二人。当たり障りのない話題から入り、しばらくすると椿が「ケガ、もうしてない?」と聞くと、美鳥は「してない。もう、ケンカしてない」と。椿は「そっか。よかった」と二人は笑い、そして涙。この「怪我、もうしてない?」のトーンというか、ニュアンスが絶妙かつ松下さんならでは。さすが当て書き。

ここで回想シーンが入り、中学時代の椿(土田諒さん)と美鳥(上坂樹里さん)が描かれると共に、将棋やロールキャベツなど椿と夜々の「つながり」が明らかに。美少女ぶりで注目を集めた上坂さん。Seventeenの専属モデルも務めているようです。

「嫌いなポジティブワード」発表会も笑いました。「他人は変えられないけど、自分は変えられる」「死ぬ気で頑張れ。死なないから」「止まない雨はないし」「失敗は成功のもと」「置かれた場所で咲きなさい」…名言もタイミングや発言者次第ですよね。生方美久さん面白いなあ。


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