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ドラマ日記『ちゅらさん』(第0話)

沖縄ブームを巻き起こした朝ドラ『ちゅらさん』が、10月5日からBS12 トゥエルビにて再放送されます。最初に放送された2001年の漢字は「戦」。911米国同時多発テロなど不穏な社会情勢の中、『ちゅらさん』は癒しでした。

『あまちゃん』と並んで、歴代朝ドラの中でも屈指の人気作『ちゅらさん』。後に『ひよっこ』も執筆する岡田惠和さんのオリジナル作で、沖縄出身で新人女優だった国仲涼子さんがヒロインを務めました。

国仲さんの圧倒的な可愛さ、おばぁ(平良とみさん)をはじめとした個性的なキャラクターたち、岡田さんの温かなストーリー、朝から心洗われるKiroroさんによる「Best Friend」、そして全編に漂う沖縄色。最高でした。

子供時代の恵里(浦野未来さん)が文也(山内秀一さん)を防波堤から見送る場面や、カジュマルの樹の下で文也(小橋賢児さん)が恵理(国仲さん)にプロポーズする場面など、小浜島での名シーンは特に記憶に残るところ。


繊細な弟役を演じていた山田孝之さんは“全裸監督”となり、小橋さんは俳優を辞めて別の道へ。平良さんと田中好子さんは亡くなり、ベッキーさんにはまさかの試練も。出演者たちのその後もさまざま。

とはいえ、作品は永遠。「命(ぬち)どぅ宝」というメッセージは、今も私たちに強く訴えてきます。


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