万太郎の夢と恋敵爆誕…今週の『らんまん』

江戸時代末期、土佐の裕福な商家に生まれた、後の天才植物学者・槙野万太郎（森優理斗さん→小林優仁さん→神木隆之介さん）。東京帝大植物学教室の助手として研究に没頭。理不尽な目に合うも、夢のために情熱を失わず突き進んでいく、朝ドラ『らんまん』の第8週「シロツメクサ」。

寿恵子（浜辺美波さん）が母・まつ（牧瀬里穂さん）に鹿鳴館行きを願い出た月曜日。まつは猛反対し「おとっつあんがどうしてお亡くなりになったか、忘れたの？」と。詳細は不明ながら、今後何かの伏線になるのかな。

一方、朝早くから植物学教室に向かった万太郎ですが、学生の波多野（前原滉さん）や藤丸（前原瑞樹さん）は多忙なようで相手をしてくれず。藤丸はついに逆切れ。出入り自由とはいえ、田邊教授（要潤さん）以外は、ウェルカムというわけではなさそうな雰囲気。

植物学教室での「よそ者」扱いに、万太郎が落ち込んだ火曜日。 レストランで一緒に食事をすることにした長屋の支配人りん（安藤玉恵さん）からは「よそからくる人間は、怖いよ。ましてや玄関じゃなく、いきなり縁側から上がり込んだようなもんだろ」とは上手い表現。

その上で、万太郎のことを「悪い人じゃない。変わった人だってわかって良かった」と言ってくれたりん。万太郎も励まされ。レストランで働くボーイ姿の竹雄（志尊淳さん）はマダムたちに大人気。モテモテですが、綾（佐久間由衣さん）のことは忘れず。

「捨ててきたもんの重さなら、若は引けをとらんと思うちょります」という竹雄の言葉に奮起し、万太郎が倉木（大東駿介さん）の案内で、東京中の植物採集を始めた水曜日。

波多野と藤丸とも少し距離が縮まり。画工の野宮（亀田佳明さん）とも、絵を通して打ち解けるも、「この教室では植物を愛することよりもっと大事なことがある。逆らってはいけませんよ」と言われ。万太郎がこの先、絶対なにかに逆らうフラグですね。

鹿鳴館行きの話の続きをしにきたみえ（宮澤エマ）でしたが、まつから邪険にされるも、上生菓子50個を注文。寿恵子に届けさせるよう注文。なにか策略がありそうです。

田邊教授が完璧主義者で、鹿鳴館にも関わっていることがわかった木曜日。白梅堂に立ち寄った万太郎は、寿恵子との会話のやり取りの中で、植物図鑑構想を思い付きました。

万太郎が、波多野や藤丸、丈之助（山脇辰哉さん）と、植物図鑑構想について牛鍋屋で盛り上がっていた金曜日。丈之助からの助言で、まずは植物雑誌をつくろうという話になり。

一方、田邊は鹿鳴館について、クララ・ローレンス（アナンダ・ジェイコブズさん）のピアノ演奏を聴きながら、管弦楽協会理事の名須川（町田水城さん）・政府高官の佐伯（石川禅さん）・元薩摩藩士の実業家・高藤（伊礼彼方さん）と話し合っていて。高藤はそもそも鹿鳴館に批判的な様子。

そこに現れたのが、粧し込んで上生菓子を届けに来た美恵子。その美しさに不機嫌そうに議論していた男性陣は釘付け。特に高藤はわかりやすい二度見（笑）。心掴まれたようです。万太郎の恋のライバル爆誕！

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