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ドラマ日記『桜の塔』（第3話）＆『レンアイ漫画家』（第4話）

あく

権力を渇望する警視庁のキャリア警察官・上條漣（玉木宏さん）が、どんなに汚い仕事も、ためらうことなく遂行していく人間ドラマ『桜の塔』の第3話。千堂（椎名桔平さん）が本気を出してきて、一気にシリアス感。

漣は、警視正に昇進すると同時に警務部へ異動。警察内の不正を取り締まる監察官に任命され、捜査一課が暴力団から押収した拳銃を横流しした主犯を探るよう命じられる。漣は犯人が爽（広末涼子さん）が率いる班の中にいると推察するが、そんな中“警視庁を揺るがす闇深き不正”が発覚！

横流しは高杉（長谷川朝晴さん）の犯行と判明するも、それは彼が警視総監（段田安則さん）の甥で、わざと漣に捕まえさせ、外様派の千堂を出世レースから排除する吉永（光石研さん）の罠。しかし、見事にその裏をかいた漣でしたが、さらにその上をいく千堂が、吉永に貸しを作る形で決着。

ここまで、漣の杜撰すぎる自作自演が続き、コメディーと揶揄されていた本作でしたが、警察内部の裏金作りに加担させられていた馳（渡辺大知さん）の自殺未遂もあり、一気にシリアス感。優愛（仲里依紗さん）の爽への嫉妬心にも炎が付き、面白くなってきました。

続いては、恋愛下手な天才少女漫画家・清一郎（鈴木亮平さん）と、崖っぷち女子・あいこ（吉岡里帆さん）のハートフルラブコメディー『レンアイ漫画家』第4話。

新たな恋愛ミッションの相手、二階堂（眞栄田郷敦さん）に出来レースを依頼するあいこでしたが、断られてしまう。すると、清一郎は“格差レンアイ”を新たに指令。そんな時、漫画家の金條可憐（木南晴夏さん）が、娘（星乃あんなさん）と清一郎宅を訪ねて来て…。

「ダメ男ホイホイ」と言われる割に、ここまであいこの恋愛ミッションの相手はいい人ばかりでしたが、初めてのダメ男（坂東工さん）。自らのハイスペックを背景に、女性にだけ貞操を求めるモラハラ野郎でした。二人の間に割って入った清一郎に、あいこの気持ちも動いたかな!?

あいこを自宅に寄宿させるなど、徐々に心を開いていた清一郎でしたが、ここに来て一気にツンからデレてきた感。訪問してきた金條に一旦は誤魔化せましたが、早晩バレるでしょう。あいこが気になる二階堂（眞栄田郷敦さん）への由奈（小西桜子さん）の嫉妬もそろそろ爆発するはず。


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