新ドラマ『ナンバMG5』&『カナカナ』&『妖怪シェアハウス』続編
テレビ離れといわれながらも、各局のドラマ枠は増加傾向。これは、配信サイトの有力なコンテンツとして、ドラマが見直されたことも一因かなと。深夜ドラマなどでは、ParaviやひかりTVで先行配信するなど、様々な手法がとられています。
深夜を中心に一番ドラマ枠を持っているのはテレビ東京。地上波だけで8枠。テレビ朝日は昨年から、ジャニーズ主演枠を新設しましたし、日本テレビもZ世代向けの新枠で、2月から新ドラマ『卒業式に、神谷詩子がいない』をスタートさせます。
そんな中、フジテレビが水曜夜10時にドラマ枠を新設するそうです。水曜といえば、1980年代から続く日本テレビの夜10時枠が長らく君臨。『家政婦のミタ』『ハケンの品格』『14才の母』など数多くの名作を生み出し、最近でも『ハコヅメ』『恋です!』は好評でした。
そんな日テレにフジが挑む第一弾は、間宮祥太朗さん主演の『ナンバMG5』に決定。小沢としおさんのヤンキーマンガを原作とした学園ドラマで、脚本家は今のところ不明。演出は『踊る大捜査線』シリーズなどの本広克行さん。
筋金入りのヤンキー一家の次男・剛(間宮さん)が、「普通の高校生になりたい」と、家族に内緒で健全な高校に入学。学校では優等生として振舞うも、いじめられている友人を放っておけず、助けたことをきっかけに、正体不明の最強ヤンキーとしてのし上がってしまう波瀾万丈なストーリー。
大手芸能事務所オスカープロモーションが、年末に恒例としている「新春晴れ着撮影会」。事務所の有望若手女優の宣伝の場ですが、2013年の面々との入れ替わりに、「十年一昔」という言葉が思い出されます。
敬称略で、2013年が武井咲・剛力彩芽・忽那汐里・河北麻友子・宮崎香蓮・小芝風花・吉本実憂・井頭愛海・本田望結。昨年が小芝風花・髙橋ひかる・本田望結・本田紗来・宮本茉由・尾碕真花・井頭愛海・井本彩花・奥山かずさ。最新集合写真で中央に立った小芝さんが、近年の躍進ぶりを印象付け。
そんな小芝さんが、2020年に主演した『妖怪シェアハウス』の続編&映画化が決定。妖怪役の松本まりかさん・毎熊克哉さん・池谷のぶえさん・大倉孝二さんも続投で、ドラマ脚本も、前作の西荻弓絵さんと綿種アヤさん。
「自分らしく生きるのだ!」と息巻いて飛び立ったはずのヒロイン・澪(小芝さん)がボロボロになって妖怪のもとへ里帰り!?“闇落ち”した妖怪たちが暴れ出す!?
脚本家で10割バッターが滅多にいないのと同様に、漫画家でも「外れなし!」といえそうな人は一握り。男性漫画家なら『帯をギュッとね!』『モンキーターン』『とめはねっ! 鈴里高校書道部』の河合克敏さんや、『寄生獣』『ヒストリエ』の岩明均さんとか。
そんな一人が、実写化された『今日から俺は!!』で知られる西森博之さん。『天使な小生意気』とか『お茶にごす。』とか名作。基本、ヤンキーが主人公ですが、バイオレンス系ではなくギャグ系。
そんな西森さんの連載中のマンガ『カナカナ』が、NHKで連ドラ化決定。主演は、千葉真一さんの息子・眞栄田郷敦さん。兄の新田真剣佑さんも、『僕たちがやりました』ではキレのあるヤンキーを演じていました。脚本は『ツバキ文具店』の荒井修子さんと、『念力家族』の木滝りまさん。
日暮正直(通称マサ)は伝説の元ヤンキーで、今では小さな居酒屋「パイセン」を営んでいた。ある日、人の心が読み取れる少女・佳奈花と出会う。その力を悪用する叔父・沢田を怖がる佳奈花の姿を見たマサは、彼女を連れて逃げることに!“誘拐犯”となったマサと佳奈花の行く末は…!?
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