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ドラマ日記『江戸モアゼル』(初回)

江戸キリエさんの人気マンガを、昨年オスカーから独立した岡田結実さん主演で実写ドラマ化した『江戸モアゼル〜令和で恋、いたしんす。〜』が7日にスタート。岡田さんの落ち着いた演技が新鮮でした。

江戸時代の伝説的花魁・仙夏(岡田結実さん)が突然現代にタイムスリップ、偶然知り合った蔵地(葉山奨之さん)の家に居候することに。仙夏は、蔵地と同じカフェでアルバイトを始めるのですが…というストーリー。

時代は違うものの、過去の人物がタイムスリップしてきて、意外にあっさり現代に受け入れられるという設定は、昨年の傑作ドラマ『いいね!光源氏くん』にも似て。岡田さんが主役とされてますが、事実上は葉山さんとのW主演に見える点も、『いいね!』の千葉雄大さんと伊藤沙莉さんに同じ。

『女子高生の無駄づかい』(2020年)などのコメディー演技のイメージが強い岡田さんですが、花魁らしい落ち着きのある演技で、幅の広さを見せています。葉山さんや吉谷彩子さんなど、周囲も上手い人が多い印象。

ストリー的には、やりがい搾取とかブラック企業という話で引っ張ってましたが、深夜の一時間ドラマは長いですね。ギュッと30分にした方が、原作が生きるんじゃないかなあ。今さら遅いですが。

『コウノドリ』(2015年)以来、追っている山口まゆさんの出番がもう少しあるといいなあ。あと森田甘路さんは、今期『知ってるワイフ』『ゲキカラドウ』と、3作品掛け持ち。隠れ売れっ子。

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