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新ドラマ『個人差あります』&『ばかやろうのキス』&『ロマンス暴風域』他

乳がんというと女性の病気のように思われますが、稀に男性にも発症し、その割合は1%未満で年に約500人ほど。50代以上がほとんどのようですが、まさかという感じでしょうね。

一方、肥満ではない思春期の男性の胸が、一時的に膨れることがあります。女性化乳房というらしいですが、ホルモンバランスが崩れた時などになるそうですが、自然に治っていくようです。そういえば自分も…。

夫が女性になっていく(=異性化)夫婦を描いたラブストーリー『個人差あります』が8月6日からスタート。白洲迅さんが夫役、夏菜さんが異性化した夫役、妻役に新川優愛さん。日暮キノコさんの同名漫画原作で、『ストロベリーナイト・サーガ』のひかわかよさんが脚本を担当。

サラリーマンの磯森晶(白洲さん)と小説家の妻・苑子(新川さん)。ある日、晶が身体的に「異性化」し、女性に。苑子は、どんどん女性になっていく夫に戸惑いながらも変化を受け入れ、夫婦を続けるのですが…。「異性化」を切り口に、夫婦や恋愛の多様なあり様を描くラブストーリー。

敷居はずいぶん低くなったとはいえ、キスやハグは欧米人ほどには日本人に当り前のモノではなく。だからこそ、「ファーストキス」なんて言葉が、特別な響きを持つのでしょう。

タイトルそのもののドラマ『ファースト・キス』(2007年)は井上真央さん主演でした。サブタイトルでいうと、『白鳥麗子でございます!』(1989年)の第3話「ファーストキスは涙色」や、『特急田中3号』(2007年)の第9話「涙のファーストキス」なんてものがあります。面白いですね。

そんな「ファーストキス」を題材にしたドラマ『ばかやろうのキス』がこれまた8月6日から放送開始。主演は板垣瑞生さんで、ヒロインが出口夏希さん。窪塚愛流さんとゆうたろうさんも共演。企画・プロデューサーは『卒業式に、神谷詩子がいない』の鈴木努さん。脚本家は今のところ不明。

田舎町に住む湊人(板垣さん)は、転校してきた李里奈(出口さん)とファーストキス。その後、東京へ転校した李里奈が、恋愛リアリティーショー『やり直したいファーストキス』 に出演すると聞き、心をかき乱される湊人。恋愛愛リアリティーショーなんてクソ食らえ。 真夏の30日の大冒険。

昨今、発言が炎上しがちな金八先生こと武田鉄矢さんですが、俳優としては数多くのヒット作に出演。映画『刑事物語』シリーズは大好きな作品で、中国武術研究家の松田隆智さんに指導を受けた螳螂拳は本格的で、ハンガーヌンチャクも見事でした。ちなみに、自分も松田さんの著作本を愛好。

第1作『刑事物語』(1982年)では、聾唖のトルコ嬢がヒロインなのですが、現在ならソープランドの風俗嬢と表現されるのでしょう。映像における性的サービスに従事する女性を描いた作品も、ずいぶん変化してきましたがそれはまた後日詳しく。

そんな風俗嬢がヒロインとなるドラマ『ロマンス暴風域』が、7月5日から放送されます。主演は朝ドラ『まれ』『ちむどんどん』の渡辺大知さん。風俗嬢役で元『モーニング娘。』の工藤遥さんと、朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の小野花梨さん。鳥飼茜さんの漫画原作で、脚本は『シジュウカラ』の開真理さん。

高校の非正規美術講師・佐藤民生(渡辺さん)34歳。非モテで人生ドン詰まり状態の中、ふと入った風俗店で出会った女性・せりか(工藤さん)に一目ぼれ。せりかと念願の恋人同士の“ような”関係になるも、せりかとの恋は民生に容赦なく現実を突きつけていく、恋愛弱者のロマンス。

最後は軽く。内藤剛志さんが主演を務めるドラマ『警視庁強行犯係 樋口顕Season2』が7月15日からスタート。前作のキャストに加え、竹財輝之助さんが出演。今野敏さんの警察小説が原作で、脚本は『金田一少年の事件簿』の大石哲也さん他。

仕事と家庭の狭間で悩みつつも、現場では自分が信じる正義を貫き、愚直なまでに真摯に事件に向き合う等身大の刑事、警視庁捜査一課強行犯係の警部・樋口顕(内藤さん)の活躍を描く。


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