朝ドラ『カムカムエヴリバディ』を予習してみた件

放送中の朝ドラ『おかえりモネ』。なんだかんだと、連日Twitterのトレンド入りするなど盛り上がっています。「#俺たちの菅波」人気もありますし、今日はまさかの三生に泣かされ(6月4日の亮「俺ら見てないけど、三生は見てただろうし」の伏線回収)。内田からも名言が飛び出しました。

来年春の朝ドラ『ちむどんどん』も、沖縄の本土復帰50年記念作として力が入っているようで、 ヒロイン(黒島結菜さん)の家族役が、仲間由紀恵・大森南朋・竜星涼・川口春奈・上白石萌歌(敬称略)とは、なんたる“華麗なる一族”。そんな中、次の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の影が薄い。

原因はいくつかあるでしょうが、3世代の3人ヒロイン(上白石萌音→深津絵里→川栄李奈)という設定が今までになかっただけに、長年の朝ドラ視聴者に、ちょっとピンとこないというのが一番大きいのかなと。

安子、るい、ひなたと、三世代の女性たちが紡いでいく、100年のファミリーストーリー。3人の傍らには、ラジオ英語講座があった。連続テレビ小説「ちりとてちん」の藤本有紀が、ラジオ英語講座と、あんこと野球とジャズと時代劇を題材に書き下ろすオリジナルストーリー。

上記文章だけではよくわからないので、公表されている情報を熟読して、再構成してみました。

1925年、ラジオ放送開始の年に生まれた安子は、ラジオ講座で英語を学ぶ。戦争で夫と死に別れ、娘を置いてアメリカに渡る安子。そんな母と英語を憎みながらも、ジャズソングに救われた、るい。そして、時代劇に憧れながらも、最後はラジオ英語講座に居場所をみつけたその娘・ひなたの三世代記。

舞台は岡山→大阪→京都と移っていくようで、出演者もかなり発表されています。まずは安子の夫になりそうなのが、繊維会社の社長・雉真家の息子たちで、松村北斗(SixTONES)さんと村上虹郎さんが演じます。

るいの結婚相手は恐らく、謎の男・ジョーでオダギリジョーさん。当て書きらしいですが、まさかの役名がジョー(笑)。恋のライバル役に、市川実日子さんですから、『大豆田とわ子と三人の元夫』が思い出されます。

朝ドラ常連組も多数参加。甲本雅裕・段田安則・村田雄浩・濱田マリ・
近藤芳正(敬称略)あたりの名前を見ると安心感がありますね。徳井優さんに至っては、朝ドラ8作目!

若い女優さんだと、安子の幼馴染役で小野花梨さん。元子役で、ネクストブレイク女優として最近よく名前が挙がります。『親バカ青春白書』でも目立ってましたが、『共演NG』の演技がすごかった。

もう一人挙げるなら、雉真家の女中役で岡田結実さんかな。「控えめな性格だが、よく気がつく働き者。とある理由から、安子に対して複雑な思いを抱くようになる」という解説からすると、安子の恋のライバルってことかな。

後は、ラジオ英語講座「カムカム英語」の人気講師役にさだまさしさん。雉真家のもう一人の女中役に西川かの子さん。西川きよしさん・ヘレンさんの長女で、『探偵!ナイトスクープ』でお馴染みのパティシエ林繁和(林裕人)さんの元妻ですね。

以上、多少なりとも『カムカムエヴリバディ』に興味を持っていただけたでしょうか(自主的なNHKの回し者)。なお、ハッシュタグは「#カムカム」です。11月1日の放送スタートを期待しています。


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