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ドラマ日記『鎌倉殿の13人』(第31話)

鎌倉時代、源頼朝(大泉洋さん)に学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時(小栗旬さん)が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く大河ドラマ第61作『鎌倉殿の13人』の第31話「諦めの悪い男」。

源頼家(金子大地さん)の後継者をめぐり、激しさを増す北条と比企の争い。比企能員(佐藤二朗さん)は、せつ(山谷花純さん)が生んだ長男・一幡を推し、早々に朝廷の許しを得ようと躍起になるが、大江広元(栗原英雄さん)らは取り合わない

いわゆる「比企能員の乱」が描かれた今回。サブタイトルの「諦めの悪い男」とは比企能員のことかと思っていたら、北条と比企の落としどころを最後の最後まで探る義時とダブルでした。

丸腰で北条館に比企能員がやってきて、殺されるシーンが今回のクライマックス。コミカルイメージの強い佐藤二朗さんの憎々しい演技が見事でした。そして、比企一族皆殺しの後、危篤のはずの頼家復活。気まずい北条勢(笑)。


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