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ドラマ日記『半径5メートル』&『あのときキスしておけば』(第6話)

女性週刊誌の若手編集者・風未香(芳根京子さん)と、型破りなベテラン記者・宝子(永作博美さん)のバディが、身近な話題から世の中を見つめていく『半径5メートル』の第6話。前後編の後編。『おんな城主 直虎』おとわ役の新井美羽さん登場。

風未香は、巻上(緒形直人さん)という人物が、その後あるスクープ記事をきっかけに転落し、記事を書いた記者と不倫報道までされていたことを知る。時を同じくして、宝子もある目的を持って巻上を訪ねていた。現地で宝子と鉢合わせた風未香は、宝子が抱えてきた秘密を知る。

若き日の宝子の、スクープ狙いの浅い記事で、会社も家族も失っていた巻上でしたが、森岡議員(羽場裕一さん)のセクハラ告発に一度は共闘した仲。とはいえ、今の平穏な暮らしを壊したくないと、一度は宝子への再協力を断りますが、もう一度チャンスをくれたのが施設の子(新井さん)でした。

一度は記者を止め清掃員として働いていた宝子が、再び復活するシーンがグッときます。宝子が10年かけたセクハラ告発記事で、議員は追い込まれますが、それよりも、風未香が書いた巻上の名誉回復記事で、家族と連絡が取れたことが、何よりの救いとなりました。宝子も決意のミサンガからの解放。

ポンコツ独身32歳の桃地(松坂桃李さん)が、親しくなった漫画家の巴(麻生久美子さん)の急死後、巴を名乗るおっさっん・オジ巴(井浦新さん)に出会う、衝撃の“入れ替わり”ラブコメディ『あのときキスしておけば』第6話。

オジ巴が、元夫である高見沢(三浦翔平さん)とキスするのを目撃してしまった桃地。必死で追いかけて弁明をするオジ巴だが、桃地は固く扉を閉ざしてしまう。しかし、突如事態は急変する。倒れるオジ巴。桃地はついに知ることになる。僕たちの恋には、タイムリミットがある―?

前半、クールな編集者キャラだった高見沢ですが、オジ巴の中身が巴だと知ってからは激変。先週の桃地との対決も面白かったですが、オジ巴を押し倒して股間を蹴られたり、号泣したり、後輩から「いつもカッコつけてて気持ち悪い」とディスられたりと、かなりの弄られっぷり。

オムライス誕生祝から、ついに桃地がオジ巴に告白。ついにキスできるかと思いきや、「誰だ、お前?」って、マサオ降臨。魂が頻繁に入れ替わるパターンかな。最終回までには、キスできると思うんですが、どうでしょう。


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