ドラマ日記『ブルーモーメント』(第5話)
甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かう主人公・晴原柑九朗(山下智久さん)らSDM本部(特別災害対策本部)メンバーが奮闘する物語『ブルーモーメント』の第5話。
総務大臣・立花藍(真矢ミキさん)の夫で警察官の沢渡満(橋本じゅんさん)が、立花の推薦でSDM警察班統括責任者として配属されてくる。沢渡は、自分はSDMの問題を炙り出し、SDM自体を潰す「スパイ」だと隠す素振りもなく飄々とメンバーに伝えるのだった。
災害対策のエキスパートとしての長いキャリアに裏打ちされた沢渡の指示は的確で、メンバー一人一人への指摘もズバリ。晴原の使命感の強さと周りを動かす力は、一方で危うさも秘めていることを、雲田(出口夏希さん)の口から言わせるように誘導した周到さ。晴原「今後、留意する(小声)」。
沢渡の協力も得て、二人の救急搬送患者を無事救ったSDM。5年前の経緯から、立花から離婚届を渡されていた沢渡でしたが、それを提出したと言ったそばから婚姻届けを立花に渡し、復縁モードに入る離れ業。
沢渡から、5年前の遺族の中で、一人だけ皆を避けるように、慰霊碑に前日来る人物がいると聞いた晴原。そこにいたのはSDMのドライバーである丸山ひかる(仁村紗和さん)でした…。
予告では丸山が退職届を提出するシーンもあり、5年前の秘密を握るキーマンという事なんでしょうね。第6話には晴原の上司・上野香澄(平岩紙さん)の息子役で、石塚陸翔さんが登場。朝ドラ『虎に翼』の梅子親子再び。
余談:新番組らしい『カンニング竹山の昼酒は人生の味。』がなかなか面白く。竹山さんの一人飲みもありますが、基本は街中で飲んでいる人たちに交じって、トークを引き出すスタイル。
昼酒というと、昔は眉を顰める人もいましたが、現代ではさまざまなライフスタイルがありますので、昼酒もありだなと思わせる初回。ひょっとして仕込み!?というぐらい、多彩な素人さんたちが登場。TVerでも配信中。