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ドラマ日記『ハヤブサ消防団』&『この素晴らしき世界』(第8話)

スランプ気味の作家・三馬太郎(中村倫也さん)が亡き父の故郷、山間の“ハヤブサ地区”に移住。地元の消防団に加入したのを機に、太郎は連続放火騒動に巻き込まれる戦慄のホラーミステリー『ハヤブサ消防団』の第8話

東京から戻り、多くの人でにぎわうハヤブサに驚いた太郎は、混乱しながらも立木彩(川口春奈さん)の家へと急ぐ。ところがそこに現れたのは、“聖母アビゲイル教団”の弁護士・杉森登(浜田信也さん)と“ルミナスソーラー”の真鍋明光(古川雄大さん)だった。

ハヤブサ地区は、アビゲイルの開祖・山原展子(小林涼子さん)の生誕の地であり、かつ悟りを開いた場所ということで、教団が聖地化を目指していたことが判明。さらに彩が新たな教団の聖母候補として、同地区に移住していたという驚愕の展開。サブタイトル「聖母の帰還」になるほど。

ハヤブサ消防団は警察に教団の犯罪性を訴えますが、取り合ってもらえず。不正の証拠を握っている町長の村岡信蔵(金田明夫さん)に会見を開かせますが、土壇場で裏切られ。実は町長の愛人がアビゲイル信者で、周到に準備されたハニートラップでした。

開祖の過去を調べる太郎は、住職である江西佑空(麿赤兒さん)が、その義兄であることを知り。アビゲイル信者が押し寄せる寺に向かった太郎。住職は信者たちに「ハヤブサへ、ようこそ」と。太郎に協力していた住職ですが、果たして「敵か味方か⁉」。いよいよ、次が最終回。

普段はスーパーでパートをしている主婦・浜岡妙子(若村麻由美さん)が、ある日を境に大女優・若菜絹代(若村さん)としてなりすまし生活を送る姿をコミカルに描くコメディー『この素晴らしき世界』の第8話。

妙子は陽一(マキタスポーツさん)と口論になり、家を飛び出した。行くあてのない妙子が『プロダクション曼珠沙華』に向かうと、事務所では比嘉莉湖(木村佳乃さん)が会社を畳む場合の資金整理の計算をしていた。莉湖は沖野島紀明(吉田宗洋さん)の問題に取り組む決意を固めたのだ。

芸能界のドン・國東統次郎(堺正章さん)と組んだ事務所の副社長・安原光顕(西村まさ彦さん)の策略で、一旦は告発を諦めそうになる莉湖でしたが、すべてを打ち明けた妙子の家族会議を経て、告発の協力者が莉湖の元に集結。

しかし、そうした動きを察した安原は情報番組に本物の若菜を出演させることに成功。若菜は謝罪会見以降、莉湖と妙子がなりすましに関わっていたことを暴露。次が最終回。芸能界の闇に立ち上がる莉湖役に、東山紀之さんの妻である木村さんというこのタイミング。

余談:『映像の世紀バタフライエフェクト 9.11が変えた世界 運命の3人』、『ドキュメント72時間 フジロック 待ち望んだ夏の日に』、『アナザーストーリーズ 世紀の番狂わせ~そして彼らはヒーローになった~』…NHKのドキュメンタリーがいずれも面白く。孤立無援のバーバラ・リーの勇気に感銘。


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