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ドラマ日記

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日々、視聴している連続ドラマの感想を集めています。
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2023年12月の記事一覧

女優ノート『吉高由里子さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は2024年の大河ドラマ『光る君へ』に、紫式部役で主演する吉高由里子さん。アミューズ所属。 織田裕二さん主演の『太陽と海の教室』(2008年)という、フジテレビの「月9」ドラマがありました。生徒役で出演していたのが、岡田将生・北乃きい・濱田岳・谷村美月・大政絢・賀来賢人・前田敦子(ここまで敬称略)、そして吉高さん。すごい面子だなあ。 2009年に入ると、『ラブ♥シャッフル』『白い春』と連ドラ出演が続き、小栗旬さ

戦況悪化と「歌」の力…今週の『ブギウギ』

銭湯「はな湯」の看板娘から、“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スターになっていく花田鈴子→福来スズ子(澤井梨丘さん→趣里さん)が、暗い戦争の時代や、燃えるような恋と別れなどを乗り越え、人々に勇気と希望を与えていく朝ドラ『ブギウギ』第13週「今がいっちゃん幸せや」。 喀血した愛助(水上恒司さん)を入院させたスズ子が、泊まり込みで連日献身的に看病していた月曜日。空襲警報が鳴っても側に居続けるスズ子に、愛助は「僕の病気がようなったら、結婚して下さい」とプロポーズ。スズ子もそれに応え

『セクシー田中さん』(最終回)

地味で友達も恋人もいないアラフォー、経理部の田中(木南晴夏さん)の裏の顔は、超セクシーなベリーダンサー。その正体を知った同僚の派遣OLの朱里(生見愛瑠さん)。正反対な2人の関係性が化学反応を起こすラブコメディー『セクシー田中さん』の最終回。 三好(安田顕さん)のキスを受け入れることができず、自分の気持ちがわからなくなってしまった田中さん。お見合い相手・ふみか(朝倉あきさん)を連れて、母・悦子(市毛良枝さん)の見舞いに行く笙野(毎熊克哉さん)。メイクと真剣に向き合う朱里。それ

ドラマ日記『きのう何食べた?season2』(最終回)

アラフィフに突入した料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗(西島秀俊さん)と、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(内野聖陽さん)の毎日の食を通して浮かび上がる、2人の日々をリアルに描く物語『きのう何食べた? season2』の最終回。 久栄(梶芽衣子さん)と悟朗(田山涼成さん)は、見学した八王子の老人ホームが気に入った様子。史朗は都心を勧め、高い費用を懸念する2人に援助すると言うが、「“老い支度”を本気で考えなきゃダメ」と一蹴。自分の老後も、そう遠くないことに気づか

新ドラマ『ブルーモーメント』&『RoOT / ルート』&『地球の歩き方』

山下智久さん主演の『ブルーモーメント』が、来年4月から放送されます。小沢かなさんの漫画原作で、脚本は『ナオミとカナコ』『イチケイのカラス』の浜田秀哉さん。なお、山下さんの民放連ドラ主演は、『インハンド』以来5年ぶり。 甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かう主人公・晴原柑九朗(山下さん)らSDM本部(特別災害対策本部)メンバーが奮闘する物語。 アニメ『オッドタクシー』の世界観を引き継ぐ、河合優実さんと坂東

ドラマ日記 『コタツがない家』(最終回)

伝説のやり手ウェディングプランナーにして会社社長の深堀万里江(小池栄子さん)が、売れない漫画家の夫・悠作(吉岡秀隆さん)と人間不信の息子 ・順基(作間龍斗さん)、熟年離婚した父親・山神達男(小林薫さん)の3人のダメ男を養うハメになる、笑って泣けるネオ・ホームコメディー『コタツがない家』の最終回。 クリスマスが近づき、順基はダウンコート、達男は自分の部屋、悠作は家族からの尊敬が欲しいと願う。一方、万里江の欲しいものは、お金で買えないものらしい。 玉突き事故、ではなく、わらし

ドラマ日記『いちばんすきな花』(最終回)

年齢も性別も過ごしてきた環境も違う4人の男女が紡ぎ出す、見る者の心を静かに揺さぶる新たな時代の“友情”の物語。同時にそれは、“恋愛”も“友情”も全部含めた“愛”の物語『いちばんすきな花』の最終回。 潮ゆくえ(多部未華子さん)が「ちょっと住みたいです」と提案したことで、春木椿(松下洸平さん)の家にしばらく住むことを決めた4人。ゆくえと深雪夜々(今田美桜さん)は同じ部屋で、椿はリビングのソファで寝ることに。 いくつかの伏線回収とサプライズ演出があった最終回。カレーを作り過ぎた

女優ノート『志田彩良さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は2024年1月期ドラマ『消せない「私」―復讐の連鎖―』『こんなところで裏切り飯』の2作品に主演する志田彩良さん。テンカラット所属。 土屋太鳳さん主演のドラマ版『チア☆ダン』(2018年)は視聴率的には低迷しましたが、学園ドラマということで、後にブレイクするた女優・俳優が多数出演。 石井杏奈・佐久間由衣・山本舞香・大友花恋・箭内夢菜・清水尋也・八木莉可子・伊原六花・堀田真由・福地桃子・新木優子・松本若菜(ここま

ドラマ日記『ONE DAY』(最終回)

逃亡犯・勝呂寺誠司(二宮和也さん)、報道キャスター・倉内桔梗(中谷美紀さん)、孤高のシェフ・立葵時生(大沢たかおさん)。聖夜、3人の人生が運命的に交錯する、謎と愛と奇跡の物語『ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜』の最終回。 誠司は『アネモネ』の2代目・笛花ミズキ(中川大志さん)と共に、メキシコの犯罪組織『ロス・クエルボ』に接触。取引を終えたミズキは、「あんたはここで終わりだ」と誠司に告げる。 「全てが嘘だったわけじゃない」と語る誠司を、撃てずにいたミズキ。そこに桔梗らテレビ

ドラマ日記『どうする家康』(最終回)&『セクシー田中さん』(第9話)

今川家の人質としてひっそり生涯を終えると思っていた元康(後の徳川家康=松本潤さん)が、個性派だらけの家臣団の助けを借りながら、乱世に飛び込んでいく、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテイメント『どうする家康』の最終回「神の君へ」。 家康は豊臣との決戦に踏み切り、乱世を終える覚悟で自ら前線に立った。家康の首をめがけ、真田信繁(日向亘さん)らは攻め込む。徳川優勢で進む中、千姫(原菜乃華さん)は茶々(北川景子さん)と秀頼(作間龍斗さん)の助命を訴えた。だが、家康が下した決断は非

恋に落ちた歌姫と坊々…今週の『ブギウギ』

銭湯「はな湯」の看板娘から“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スターになっていく花田鈴子→福来スズ子(澤井梨丘さん→趣里さん)が、暗い戦争の時代や、燃えるような恋と別れなどを乗り越え、人々に勇気と希望を与えていく朝ドラ『ブギウギ』第12週「あなたのスズ子」。 先週まで趣里への想いで爆走気味だった愛助(水上恒司さん)が、出征した同級生たちへの罪悪感を語った月曜日。「恋だ何だに、うつつ抜かしちょって、ええんかなって」と、徴兵検査不合格組。スズ子の弟・六郎(黒崎煌代さん)とは対照的。

1月期ドラマ「放送開始日」をチェック

2024年1月期冬ドラマの放送開始日がほぼ出揃いました。一覧にしましたのでご活用ください。タイトルに公式HPをリンク、( )内は主演俳優です。 月曜日を週の頭と考えると、来年1月は第1週が元旦からスタート。第1週からボチボチ始まり、第2週が早速ピークで、計18本。全部見切れるかな、自分(笑)。 [第1週] 1月 5日 『おっさんずラブ-リターンズ-』(田中圭) 1月 5日 『闇バイト家族』(鈴鹿央士) 1月 5日 『消せない「私」ー復讐の連鎖ー』(志田彩良) 1月 6日

ドラマ日記『きのう何食べた?season2』(第11話)

アラフィフに突入した料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗(西島秀俊さん)と、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(内野聖陽さん)の毎日の食を通して浮かび上がる、2人の日々をリアルに描く物語『きのう何食べた? season2』の第11話。 史朗と航(磯村勇斗さん)は、小日向(山本耕史さん)や富永さん(矢柴俊博さん)が所属するテニスサークルの試合を観戦。富永家で食事会をする予定だったが、富永さんのギックリ腰で中止となり、楽しみにしていた航は拗ねてしまう。結局、史朗の家で

新ドラマ『消せない「私」―復讐の連鎖―』&『こんなところで裏切り飯』ほか

志田彩良さんが連ドラ初主演する『消せない「私」―復讐の連鎖―』が、来年1月5日スタート。共演に本郷奏多さん。黒田しのぶさんの漫画原作で、脚本は『逃亡医F 運命を変えた瞬間』の烏丸棗さん。 高校時代にいじめに遭い、人生を台無しにされた灰原硝子(志田さん)が、数年の時を経て濃密な復讐を遂げる。しかし、復讐の果てに“メリーバッドエンド”が待ち受ける、リベンジエンターテインメント。 「いじめ」ではなく、「犯罪」ですけどね。公式HPによれば、主人公は同級生女性の計略でレイプされ、さ