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ドラマ日記

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日々、視聴している連続ドラマの感想を集めています。
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2023年9月の記事一覧

図鑑に刻まれた永遠の愛…最終週『らんまん』

江戸時代末期、土佐の裕福な商家に生まれた、後の天才植物学者・槙野万太郎(森優理斗さん→小林優仁さん→神木隆之介さん)。東京帝大植物学教室の助手として研究に没頭。理不尽な目に合うも、夢のために情熱を失わず突き進んでいく、朝ドラ『らんまん』の最終週「スエコザサ」。 万太郎と寿恵子(浜辺美波さん)の晩年。万太郎の夢を守るため、東京郊外に広大な土地を購入した寿恵子が、「万太郎さん、私やり遂げました」と語った月曜日。 OP後、時代は二人がこの世を去った昭和33年へ。個性を出さずに、

2025年度前期の朝ドラ『あんぱん』のヒロインを予想してみた件

NHKが2025年度前期の朝ドラ『あんぱん』のヒロインオーディションを開催すると発表しました。前期担当の東京制作(AK)は、近年キャスティングで主人公を選んでいて、オーディションは2018年の『半分、青い。』の永野芽郁さん以来の7年ぶり。 今後の朝ドラのスケジュールを確認しておくと、2023年度後期が『ブギウギ』(趣里さん)、2024年度前期が『虎に翼』(伊藤沙莉さん)、2024年度後期が『おむすび』(橋本環奈さん)となっています。この中でオーディションで選ばれたのは、大阪

夏ドラマ2作品に登場した「金麦」

近年、ドラマ内での喫煙シーンはめっきり減りましたが、飲酒シーンは今でもたくさん出てきます。今期夏ドラマでいえば、『ハヤブサ消防団』では頻繁に飲み会が行われ、『トリリオンゲーム』でも社員同士で乾杯。『結婚予定日』では、飲み会帰りの佳子(大原櫻子さん)が酔っ払い。 スポンサー絡みもあり、架空銘柄のお酒を用意することもあります。例えば『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』(2021年)の中の女子会で、皆が飲んでいたビールの銘柄は「MUSASHI」でした。ドラマ内「町山警察署」のロケ地

ドラマ日記『最高の教師』(最終回)&『遙かなる山の呼び声』(初回)

卒業式の日に4階から突き落とされた教師・九条里奈(松岡茉優さん)が、「死にたくない!」と願った瞬間、始業式の日の教室に戻り、真相を突き止めるために、生徒と本気で向き合っていく“新時代”の学園ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』の最終回。 “何でもする”覚悟を決めた九条(松岡茉優)は、ただひたすらに駆け抜けた。この世界を「変えよう」と。これまで無自覚に見過ごしてきた3年D組の生徒たちも一人、また一人とその「本気」を解放してきた。そして再び迎える、“あの卒業式の日”

新ドラマ『おっさんずラブ-リターンズ-』&『からかい上手の高木さん』他

2018年に放送された『おっさんずラブ』の続編『おっさんずラブ-リターンズ-』が来年1月期に放送決定。主演の田中圭さんのほか、吉田鋼太郎さん、林遣都さんも続投。脚本も前回と同じく『家政夫のナギサさん』の徳尾浩司さん。 初めて人を愛する気持ちを知った春田(田中さん)、はるたんの想いを汲んで背中を押す道を選んだ黒澤(吉田さん)、そしてついに春田と結ばれた牧(林さん)――5年経った今、あの3人はどんな日々を送っているのか…?みんなが見たかった愛すべき“3人の今”を描き出す。 『

女優ノート『南琴奈さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、『ミステリと言う勿れ 特別編』で、篠原涼子さん演じる坂巻洋子の高校時代役だった南琴奈(みなみ ことな)さん、17歳。相武紗季さんや戸塚純貴さんがいるボックスコーポレーション所属。 誰も死なない『特別編』は面白かったですし、レン役の志尊淳さんは弾けていて、主人公・久能整役の菅田将暉さんは安定の演技。そんな中、特に目を引いたのが南さん。初見でしたが、快活で学校の人気者だった洋子を好演していました。なんと民放ドラマ

ドラマ日記『日常の絶景』(初回)&爆笑問題・太田光の福岡来襲

街の中にひっそりと、確かな存在感で佇む“絶景”を探しに、日々仕事に励む社会人、総務部の町村景(伊藤万理華さん)と企画部の想田ひとみ(石山蓮華さん)が週末2人旅。身の回りの風景が愛おしく感じられる、街歩きドラマ『日常の絶景』の初回。 キャンプ商品メーカーの総務部で日々真面目に働く景には、とある趣味があった。それは身近な街中に存在する“絶景”のある場所に訪れ、それをSNSで紹介すること…。ひょんなことから同じ会社の企画部のエースであるひとみにその趣味を知られ、2人で週末とある“

ドラマ日記『真夏のシンデレラ』(最終回)

海辺で一緒に生まれ育った“海辺のシンデレラ”である女友達3人と、一流大学に入学し、それぞれの道へ進み優等生な日々を送る男友達。住む世界の異なる男女8人が真夏の海で運命的に出会う恋愛群像劇『真夏のシンデレラ』の最終回。 それぞれの思いが交錯する真夏の恋の行方は―。 前回、交通事故フラグで終わったラスト。案の定、匠(神尾楓珠さん)は夏海(森七菜さん)を庇って怪我をし、後遺症で大工を続けられないことに。責任を感じて、匠の側にいることにし、健人(間宮祥太郎さん)に別れを告げた夏海

ドラマ日記『何曜日に生まれたの』(第6話)&『女子高生、僧になる』(初回)

ある出来事をきっかけに、18歳から10年間引きこもり生活を送る無職の黒目すい(飯豊まりえさん)が、高校の同窓会の招待状が届いたことから始まる物語。先が読めない予測不能の衝撃作『何曜日に生まれたの』の第6話。 すいが「純平(YUさん)に温泉に誘われた」と報告。聞けば2人きりではなく、悠馬(井上祐貴さん)・瑞貴(若月佑美さん)・リリ子(片山友希さん)・健人(濱正悟さん)らサッカー部の仲間たち全員が集まるという。何も知らない6人は、サッカー部時代の合宿で訪れた思い出の海へ向かう。

ドラマ日記ドラマ日記『どうする家康』(第35話)&『VIVANT』(最終回)

今川家の人質としてひっそり生涯を終えると思っていた元康(後の徳川家康=松本潤さん)が、個性派だらけの家臣団の助けを借りながら、乱世に飛び込んでいく、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテイメント『どうする家康』の第35話「欲望の怪物」。 秀吉(ムロツヨシさん)は母・仲(高畑淳子さん)を、家康の上洛と引き換えに人質として岡崎へ送る。秀吉は家康を歓待する中、妻の寧々(和久井映見さん)や弟の秀長(佐藤隆太さん)を紹介し、諸大名の前で一芝居打ってくれと頼みこむ。 戦など派手な出来

辞表と関東大震災…今週の『らんまん』

江戸時代末期、土佐の裕福な商家に生まれた、後の天才植物学者・槙野万太郎(森優理斗さん→小林優仁さん→神木隆之介さん)。東京帝大植物学教室の助手として研究に没頭。理不尽な目に合うも、夢のために情熱を失わず突き進んでいく、朝ドラ『らんまん』の第25週「ムラサキカタバミ」。 国が強行する神社合祀に異を唱えるため、万太郎が東大助手を辞める決意を家族に語った月曜日。子供たちは国の方針に様々な角度から怒りながら、万太郎の辞職に理解を示し。こんな時のために、安定した収入が得られる役所勤め

ドラマ日記『最高の教師』(第9話)

卒業式の日に4階から突き落とされた教師・九条里奈(松岡茉優さん)が、「死にたくない!」と願った瞬間、始業式の日の教室に戻り、真相を突き止めるために、生徒と本気で向き合っていく“新時代”の学園ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』の第9話。 鵜久森(芦田愛菜さん)の事件の日、不自然に学校に居た浜岡(青木柚さん)を追いつめた生徒達。秘密を知る彼が…その真相を明らかに!?そこから明かされた事実に、ある生徒は非情な程に追い込まれてしまう。 浜岡はクラスのボスだった相楽(

ドラマ日記『トリリオンゲーム』(最終回)

“世界一のワガママ男”のハル(目黒蓮さん)と、“まじめで不器用なエンジニア”のガク(佐野勇斗さん)という正反対の二人が、ゼロから起業し、型破りな方法で成り上がる、前代未聞のノンストップ・エンターテインメント『トリリオンゲーム』の最終回。 トリリオンゲーム社の全ユーザー情報が漏洩し、凜々(福本莉子さん)はユーザーへの謝罪と説明が必要だと記者会見を行うが、社長としての管理責任を追及されてしまう。会社の信用は地に落ち、売り上げも激減。打つ手がないハルとガクと祁答院(吉川晃司さん)

新ドラマ『君が死ぬまであと100日』&『帰ってきたらいっぱいして。』他

高橋優斗さんが主演し、井上瑞稀さんが共演する『君が死ぬまであと100日』が10月スタート。右腹さんの漫画原作で、脚本は『チャンネルはそのまま!』『育休刑事』の森ハヤシさん。 人生4度目の告白で、幼馴染の神崎うみからOKをもらった津田林太郎(高橋さん)でしたが、彼女の余命が100日間だと特殊な能力で見えてしまいます。うみを絶対死なせたくない!誰かを必死で想う気持ちは力になる!毎日を大事に思える“もだキュン”ラブドラマ。 小島健さんと浅川梨奈さんがW主演する『帰ってきたらいっ