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ドラマ日記

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日々、視聴している連続ドラマの感想を集めています。
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2021年9月の記事一覧

ドラマ日記『古見さんは、コミュ症です。』(4話)&『うきわ』(最終回)

ごく普通の男子高校生・只野(増田貴久さん)とちょっと風変わりな女子高校生・古見(池田エライザさん)とのふれあいを描く『古見さんは、コミュ症です。』の第4話。『ハコヅメ』に続いて、大西礼芳さん登場。 転校が決まった片居くん(溝端淳平さん)の望みがかない、只野くんと古見さんと万場木さん(吉川愛さん)は4人で海へ行くことに。片居くんが去ってしまった2学期の校内では、早くも新しい生徒会長を選出する選挙戦が本格化し、古見さんたちも巻き込まれる。 前半、4人で海へ。普段見慣れた制服姿

ドラマ日記『青天を衝け』(第28話)ほか

“日本資本主義の父”と呼ばれる、渋沢栄一(吉沢亮さん)の激動の人生を描く、大河ドラマ第60作『青天を衝け』の第28話。栄一と慶喜(草彅剛さん)との感動シーンで盛り上げておいてからの、出仕後のコント的オチでした。 明治政府から大蔵省への出仕を求められた篤太夫(栄一)。大隈重信(大倉孝二さん)に辞任を申し出るが、“新政府には、君こそが必要だ”と力説される。一方、慶喜はようやく謹慎を解かれ、栄一に「自分のことは忘れて日本のために尽くせ」と最後の命を下す。 新政府への出仕を断る気

プロポーズ直後の結婚保留…今週の『おかえりモネ』ほか

最終章「気仙沼編」を前にした、東京編ラスト週となる、朝ドラ『おかえりモネ』第19週「島へ」。地元の役に立ちたいという想いが、“少し病的”だという自覚はあったモネ(清原果耶さん)が、故郷に帰ることをついに決意。その最後の一押しをしたのは、他ならぬ菅波(坂口健太郎さん)でした。 月曜日、大型台風報道が一区切りし、コインランドリーで寝落ちしていたモネに、菅波がプロポーズという名の“菅波劇場”。菅波は東京の病院へ戻ることに。火曜日、実家の竜巻被害が予想以上に酷いと知ったモネに、菅波

新ドラマ『東京ラブストーリー』&『凛子さんはシてみたい』

フジテレビの配信サービス「FOD(フジテレビオンデマンド)」。FODオリジナルの新作ドラマも制作・配信していて、後日地上波放送される場合もあります。 これまでですと、『ぼくは麻理のなか』(2017年)、『花にけだもの』(2017年)、『パパ活』(2017年)、『ポルノグラファー』(2018年)『高嶺と花』(2019年)、『時をかけるバンド』(2020年)など、割と良作が多い印象。 1991年に大ヒット、社会現象化したドラマ『東京ラブストーリー』ですが、2020年にキャスト

ドラマ日記『古見さんは、コミュ症です。』(第3話)&『うきわ』(第7話)

ごく普通の男子高校生・只野(増田貴久さん)とちょっと風変わりな女子高校生・古見(池田エライザさん)とのふれあいを描く『古見さんは、コミュ症です。』の第3話。古見さんがしゃべりました。 初めての携帯電話に只野くん(増田貴久)の電話番号を入力できてうれしい古見さん(池田エライザ)だが、使い方に迷って、まさかの振舞いをしてしまう。 掲示板に張り出されたスクールカーストピラミッドには、古見さんがトップで、只野くんが最下位。只野くんのことを慮って、友達でいない方いいのでは?と筆談す

ドラマ日記『青天を衝け』(第27話)&『パーフェクトラブ!』(初回)

“日本資本主義の父”と呼ばれる、渋沢栄一(吉沢亮さん)の激動の人生を描く、大河ドラマ第60作『青天を衝け』の第27話。土方歳三(町田啓太さん)死す。 篤太夫(栄一)は駿府に残り、パリで学んだ知識を生かし、武士と商人が力を合わせて商いを営む商法会所を設立、財政改革に乗り出す。一方、箱館では、成一郎(高良健吾さん)や土方歳三(町田啓太さん)らが新政府軍に最後の抵抗を続けていた。 新政府軍に追い詰められ、もはやこれまでと悟った土方は、小姓の市村鉄之助(吉成翔太郎さん)に遺品預け

テレ東が優勝!?夏ドラマ「反省会」

2021年夏ドラマもほぼ終了。例年“夏枯れ”と言われる同クールですが、今年は五輪放送の影響もあり、視聴率的には低調。作品の質と世帯視聴率は、必ずしも比例しませんが、まずは数字的な上位作を見てみましょう。 1位『TOKYO MER~走る緊急救命室~』 最高視聴率19.5%(平均13.6%) 2位『緊急取調室 4th SEASON』最高視聴率14.7%(平均12.1%) 3位『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』最高視聴率12.6%(平均11.4%) 4位『ナイト・ドクター』

高村デスク“緊急登板”…今週の『おかえりモネ』ほか

百音(清原果耶さん)が上京してから3年半が経過(前週から2年半)。2019年に舞台が移った朝ドラ『おかえりモネ』第18週「伝えたい守りたい」。気象予報士として成長したモネたちが、大型台風報道に奔走する姿が描かれました。 月曜日、内田(清水尋也さん)のスーちゃん(恒松祐里さん)への「僕はスーちゃん以外に興味ないよ」発言で、二人がつきあっていることが判明。モネと菅波先生(坂口健太郎さん)は交際継続中で8歳差が確定。NHK出演中の、実際の気象予報士・斉田季実治さん&山神明理さんも

ドラマ日記『東京放置食堂』&『どうせもう逃げられない』(初回)

元裁判官の日出子(片桐はいりさん)が、大島で居酒屋を営む若い店主・渚(工藤綾乃さん)と出会い店を手伝うことになる、人情味あふれる島ドラマ『東京放置食堂』の初回。裁判官の「説諭」を思い出しました。 人を裁くことに疲れて東京を出た元裁判官の主人公・日出子(片桐さん)がやってきたのは、東京から120キロ南の太平洋に位置する「大島」。そこで日出子は、島で生まれ育った渚(工藤さん)と出会い、ひょんなことから、渚が祖父から受け継いだ、居酒屋『風待屋』を手伝うことに。 大都会の東京と、

ドラマ日記『彼女はキレイだった』&『ハコヅメ』(最終回)

冴えない太っちょ少年からイケメンエリートになった宗介(中島健人さん)と、優等生の美少女から残念女子になった愛(小芝風花さん)。二人の“すれ違う初恋”の行方を描く胸キュンラブストーリー。『彼女はキレイだった(かのきれ)』最終回。5年後の未来まで描かれたハッピーエンド。 宗介が起死回生の一手として取材交渉を続けてきた謎の作家・楠瀬凛の正体は、樋口(赤楚衛二さん)だった。にわかには信じられず、言葉を失う宗介に、樋口は「モストを救いたい」と、自らの生い立ちや小説への思いをつづったイ

ドラマ日記『古見さんは、コミュ症です。』(第2話)&『うきわ』(第6話)

ごく普通の男子高校生・只野(増田貴久さん)とちょっと風変わりな女子高校生・古見(池田エライザさん)とのふれあいを描く『古見さんは、コミュ症です。』の第2話。古見さんに二人目の友達ができました。 只野は旧友の長名なじみ(ゆうたろうさん)からの告げ口で、校内の生徒たちが古見と親密なことを理由に、只野を敵視していることを知ってがく然とする。 前回、コミュ障の古見の一人目の友達になった只野。長名に二人目の友達になってもらうよう働きかけるも断られてしまう。そんな中、高校デビューに失

ドラマ端境期には「TVer」が充実するね、という話

2021年夏ドラマも終盤、次々と最終回を迎える中、 民放公式無料テレビポータル「TVer」では、次のクールまでの端境期、過去の名作ドラマが充実するのが常。現在配信中の15作品を列挙したいと思います(年代順)。 ◆『女王の教室』(2005年) ◆『学校じゃ教えられない!』(2008年) ◆『サムライ・ハイスクール』(2009年) ◆『Q10』(2010年) ◆『35歳の高校生』(2013年) ◆『ST 赤と白の捜査ファイル』(2014年) ◆『学校のカイダン』(2

ドラマ日記『TOKYO MER』(最終回)&『青天を衝け』(第26話)

救命救急チーム“TOKYO MER”の活躍を描く、ヒューマンドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』最終回。白金大臣(渡辺真起子さん)の“光堕ち”で大逆転。 妹を亡くし、失意の喜多見(鈴木亮平さん)はMER脱退を告げ、赤塚(石田ゆり子さん)は意識不明のまま…そして、音羽(賀来賢人さん)は天沼(桂文珍さん)に動きを封じられ、遂にMER解散が決定してしまう。そんな中、エリオット椿(城田優さん)による連続爆破テロで東京中が炎上! 喜多見不在のまま、爆破テロ現場に出動したM

“抱擁”のバージョンアップ…今週の『おかえりモネ』ほか

先週のコインランドリーでの抱擁シーンの続きからスタートした、朝ドラ『おかえりモネ』第17週「わたしたちに出来ること」。週末の放送回ラストは、バージョンアップした抱擁で終えました。 「あと1分」「見せつけますか?」と、これまで不器用で、遠慮がちだった菅波先生(坂口健太郎さん)が一気にデレ&オス化した月曜日。火曜日には合鍵渡しで一気に進むと思われましが…スーちゃん(恒松祐里さん)&内田(清水尋也さん)に新たなカップルの予感。 水曜日、視聴者からの「説得力がない」という指摘に悩