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ドラマ日記

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日々、視聴している連続ドラマの感想を集めています。
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2021年6月の記事一覧

ドラマ日記『いいね!光源氏くん2』(最終回)

平安時代から現代にタイムスリップした光源氏(千葉雄大さん)とOL・沙織(伊藤沙莉さん)のラブコメディ続編『いいね!光源氏くん し~ずん2』最終回。あるか、ないかと思わせての不意打ちキスのハッピーエンド。 沙織たちの予想は外れ、紫先生(壇蜜さん)は紫の上(紺野彩夏さん)ではなかった。唖然とする光と沙織だったが、紫先生は、光の行く末に明るい情報をもたらしてくれる。その内容に安堵する光だったが、沙織は浮かない表情に。 紫先生は、2年前に現代にやってきた紫式部で、手慰みに書いた今

ドラマ日記『ドラゴン桜』(最終回)&『青天を衝け』(第20話)

かつて三流高校から東大合格者を輩出した元暴走族の弁護士・桜木(阿部寛さん)が、元教え子の水野(長澤まさみさん)と共に、破綻寸前の高校を再建しようとする『ドラゴン桜』続編最終回。前作の生徒役のガッキーらがサプライズ出演。 2次試験に向けてラストスパートに突入する東大専科。生徒たちは、最後の追い込みで東大の過去問を必死にやり遂げる。そんな生徒たちに桜木が用意した大逆転の秘策とは?果たして結果は?そして龍海学園の行く末は…? 東大2次試験でも一波乱あり、他校の生徒に絡まれていた

「昭和の倫理観」がトレンド入りした件

朝ドラ『おかえりモネ』第6週「大人たちの青春」では、主人公・百音(清原果耶さん)の両親(内野聖陽さん&鈴木京香さん)の馴れ初めが描かれると共に、そのエピソードを語る人物として登場した、ジャズ喫茶の田中さん=トムさん(塚本晋也さん)にまつわる話が大きなウェイトを占めました。 若い頃の度重なる浮気が原因で、妻子と別れたというトムさん。話を聞いてドン引きする百音に、「昭和の倫理観」で当時は「よくある話」と言い訳するトムさんに、Twitter上では怒ってる人が多くて(笑)。 両親

ドラマ日記『ひきこもり先生』(第3話)

11年間のひきこもり生活を経験した陽平(佐藤二朗さん)が、ひょんなことから公立中学校の非常勤講師となり、不登校の生徒たちの特別クラスを受け持つことになる『ひきこもり先生』の第3話。『半沢直樹』や『MIU404』に出演していたあの俳優も出演。 中学校の花壇が何者かに荒らされる。それは生き物係の和斗(二宮慶多さん)をいじめているグループの仕業だった。陽平は和斗を守ろうと不登校クラスに誘うが、和斗はかつて同じクラスだった奈々(鈴木梨央さん)と目が合った途端、教室を飛び出してしまう

見逃せない!夏ドラマ「脚本家」5人

「映画は監督のもの、ドラマは脚本家のもの、舞台は俳優のもの」などといいます。新ドラマ情報が解禁されると、どうしても出演者に目が向きがちですが、脚本家で作品を選ぶと、ハズレが少ないような気がします。 というわけで、2021年夏ドラマから、信頼度の高い脚本家5人を挙げてみます。まずは、二階堂ふみさん主演のラブコメ『プロミス・シンデレラ』(火曜夜10時、TBS)の古家和尚(ふるや かずなお)さん。 脚本家の登竜門「フジテレビヤングシナリオ大賞」出身。フジ(カンテレ)では『LIA

ドラマ日記『半径5メートル』(最終回)

女性週刊誌の若手編集者・風未香(芳根京子さん)と、型破りなベテラン記者・宝子(永作博美さん)のバディが、身近な話題から世の中を見つめていく『半径5メートル』の最終回。風未香の記者として独り立ち&恋の終了が描かれました。 風未香が熱愛スクープを撮ろうとして失敗した浅田航(倉悠貴さん)に、新恋人という報道が流れる。お相手はITベンチャーの社長・興津美咲(西原亜希さん)。その会社が自治体に納入している子育てアプリを、宝子と共に取材する風未香だったが、アプリが不具合を起こしているこ

ドラマ日記『着飾る恋には理由があって』(最終回)

価値観の違う人々が、ひとつ屋根の下で、さまざまな恋を繰り広げるラブストーリー『着飾る恋には理由があって(着飾る恋)』の最終回。5年後の未来まで描かれました。 SNSが炎上した真柴(川口春奈さん)を見かねた祥吾(向井理さん)は救いの言葉を掛ける。一方、駿(横浜流星さん)は北海道での新店話の件で、心が揺れ動いていた。シェアハウスメンバーは、恋に仕事にと思いが交錯し、将来に向かって歩んでいく。それぞれが出した答えとは…。 恋愛系ドラマには、キャスティング的に最初から最終カップル

ドラマ日記『ナイト・ドクター』(初回)&『いいね!光源氏くん2』(3話)

夜間救急専門チームで、5人の若き医師たちが奮闘する青春群像医療ドラマ『ナイト・ドクター』初回。月曜日から見るドラマの初回にしては、重めなスタート。 『あさひ海浜病院』に夜間勤務専門の救命医チーム“ナイト・ドクター”を立ち上げることに。医師の朝倉美月(波瑠さん)は新たな就職先にナイト・ドクターを選ぶ。5人の指導医は本郷亨(沢村一樹さん)。そこに、ホットラインが鳴る。工事現場の崩落事故で3名の重症者が出た。 重篤な患者の足を朝倉が切断するも、翌日死亡。深澤(岸優太さん)は使え

ドラマ日記『ドラゴン桜』(第9話)&『青天を衝け』(第19話)

かつて三流高校から東大合格者を輩出した元暴走族の弁護士・桜木(阿部寛さん)が、元教え子の水野(長澤まさみさん)と共に、破綻寸前の高校を再建しようとする『ドラゴン桜』第9話。裏切り者発覚と、前作生徒らしき人物(矢島=山下智久さん!?)が予告で登場。 桜木は「共通テストの心構え5か条」を授ける。そしてついに迎える決戦の時。果たして瀬戸(髙橋海人さん)ら専科生徒たちは東大二次試験への切符を手にすることができるのか?一方、水野は学園売却を阻止する方法を必死に探っていたが、先代理事長

ドラマ日記『コントが始まる』(最終回)&『ひきこもり先生』(第2話)

売れないお笑いトリオ・マクベスと、彼らのファンになるファミレス店員・里穂子(有村架純さん)らが織りなす青春群像劇『コントが始まる』の最終回。初回「水のトラブル」コントの伏線回収で終了。 マクベスの解散ライブ当日。里穂子はそのライブを見ながら、マクベスと出会ってからの日々を心の中で巡らせる。里穂子にとってのマクベスとはいったい何だったのか…。一方、春斗(菅田将暉さん)は全く別の意味で思う「俺にとってマクベスとはいったい何だったのか」。 最終回のサブタイトルは「引っ越し」。テ

夏ドラマの「オリジナル作」に注目

映画やドラマで、企画が通りやすい漫画・小説原作ものが多いというのは、近年よく語られます。2019年のプライムタイム帯の夏ドラマでは「オリジナル作」が0という異例の事態となり、記事になったこともあります。 しかし、そうした傾向も少し変わってきたようで、感覚的には昨年あたりからオリジナル作も増えてきた印象。2021年夏ドラマでも、各局のメイン枠にオリジナル作品が登場。 ◆『ナイト・ドクター』(夜9時、フジテレビ) 出演者:波瑠、田中圭・沢村一樹・岸優太・北村匠海・岡崎紗絵 原

ドラマ日記『あのときキスしておけば』(最終回)&『半径5メートル』(8話)

女性週刊誌の若手編集者・風未香(芳根京子さん)と、型破りなベテラン記者・宝子(永作博美さん)のバディが、身近な話題から世の中を見つめていく『半径5メートル』の第8話。正規非正規という、この国の歪んだ社会の現実が描かれました ある日、風未香は喫茶店で、中学時代の塾の恩師・阿南(須藤理彩さん)がバイトをしているところに出くわす。実は阿南は就職氷河期世代で、当時もアルバイトの身だったと知る。風未香は、SNSで積極的に発信する氷河期世代のインフルエンサー、須川(渡辺真起子さん)を取

夏の「恋愛ドラマ」をチェック

2021年春ドラマでは、ルームシェア系から“入れ替わり”ものまで、14~15本もの恋愛系ドラマが登場しましたが、夏ドラマはやや減って10本ほど。期待作3本を中心に、情報を挙げておきます。 ◆『プロミス・シンデレラ』(火曜夜10時、TBS) 出演者:二階堂ふみ、眞栄田郷敦、岩田剛典、三田佳子、高橋克実、友近 原作:橘オレコ 脚本:古家和尚 崖っぷちのアラサーバツイチ女子(二階堂さん)が、金持ちでイケメンだが、性悪な男子高校生(眞栄田さん)に目をつけられ、カネと人生を懸けた“

ドラマ日記『レンアイ漫画家』(最終回)

恋愛下手な天才少女漫画家・清一郎(鈴木亮平さん)と、崖っぷち女子・あいこ(吉岡里帆さん)のハートフルラブコメディー『レンアイ漫画家』最終回。最後に結婚したのは…。 あいこが刈部家を後にしてから1年が経過。いまだにあいこの居所は行方知れずだった。レン(岩田琉聖さん)との二人暮らしもすっかり板についた清一郎だが、その姿は全くの別人に…。リア充パリピ化した清一郎のあまりの豹変ぶりに驚きを隠せない可憐(木南晴夏さん)たちだったが…。 漫画を休載したままパリピ化した清一郎に、可憐の