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ドラマ日記『ひきこもり先生』(第3話)

11年間のひきこもり生活を経験した陽平(佐藤二朗さん)が、ひょんなことから公立中学校の非常勤講師となり、不登校の生徒たちの特別クラスを受け持つことになる『ひきこもり先生』の第3話。『半沢直樹』や『MIU404』に出演していたあの俳優も出演。

中学校の花壇が何者かに荒らされる。それは生き物係の和斗(二宮慶多さん)をいじめているグループの仕業だった。陽平は和斗を守ろうと不登校クラスに誘うが、和斗はかつて同じクラスだった奈々(鈴木梨央さん)と目が合った途端、教室を飛び出してしまう。

学園ドラマ定番のいじめとスクールカーストがテーマの今回。自らの立場を守るために奈々をイジメていた和斗が、今度は新たな標的にされる展開。しかも、担任もスクールカーストを利用していて、校長(高橋克典さん)は「いじめではなく、人間関係のトラブル」と隠蔽工作。学校あるある。

ちなみに、この和斗を演じている二宮さんは、2013年放送時の『半沢直樹』で、主人公(堺雅人さん)の息子を演じた少年。2020年版ではなぜか消えてましたが。担任役の佐野泰臣さんは『3年B組金八先生』では、金八の息子役ということで、キャスティングの妙と言えましょう。

また、陽平のひきこもり仲間・依田(玉置玲央さん)が、恋をしたらしいコンビニ店員役を演じているのが、ベトナム人タレントのフォンチーさん。『MIU404』第5話でもコンビニ店員役のキーマンでした。夏ドラマ『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』には、なんとレギュラー出演するそうです。

さて、本題に戻って、陽平がつい叫んでしまった「苦しかったら、学校なんて来なくていいんだ」。これは、近年、新学期前に著名人が、生徒たちに発する「逃げていい」というメッセージにも通じる言葉なんでしょう。今回も佐藤さんは熱演でした。

余談。今夜の『ドラゴン桜』最終回に、山下智久さんと新垣結衣さんが出演すると、「NEWSポストセブン」が確信的に書いています。これって、番宣目的でTBS側がわざと流したのかな。



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