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未熟に見られる私の話

私は、結構舐められる。
舐められるというか、幼く見られる。
舐められるというか、何もできない子だと思われる。
そして、私が一番そう思っている。

私は見た目も態度も幼い。

初対面で実年齢を当ててもらったことがほとんどない。
26歳になる今でも高校生に間違えられたりするし、
カメラマンの仕事をしていても「インターン生ですか?」って聞かれる

ベーシックな態度も幼い。
面白そうなものに飛びついて走り出すし、
くまが好きとかレースが好きとか好きなものも幼い。

いろんな自分のキャラクターの結果、
幼くて、世間知らずで、流されやすい人だと思われやすい。

第一印象は大抵「未熟な子」

コンプレックスが少ない私だけれど
「未熟に見られる」ことは幼い頃からかなり苦手だ

特に中高までは本当に未熟だったので
「谷井はねー」ってどこかで馬鹿にされているのを感じていた
馬鹿にされているのも知っていた

そんな子ども時代を過ごしてるから
どこかで「まだまだだね」「若いね」「考えが足りないね」「まあ、あくびだからね」なんて言葉が怖くなっていった
そして「自分は未熟なんだ」と思い込むようになっていった

幼いのは悪いことなのか

困ることも結構ある。

怪しげなDMが定期的にくるし、知らない酔っぱらいにもたまに絡まれる
初めて行く仕事で「思ったより若い方ですね」と遠回しに「この子で大丈夫かな?」という表情をされることもしばしばある

結構人の仕草で考えてることがわかってしまうタイプなので
「私のこと信頼してくれてないな」とか
「こいつならいけるなって思われてるな」とか
察してしまって落胆したりする

今年のテーマは「大人になる」だった

今年のテーマをnoteにまとめていたのを読み返した。

「大人化計画」は「1人で生きれるしっかりした人に見られたい」という思いだった。

あくびは幼いのか

油断していたら考えてることが全部顔に出るし
感情に任せて走り回りたくなることがある

ただ、それはプライベートな話であって
仕事や他の活動においては
同世代の平均よりはしっかりしていると思う

「初めは学生みたいな子で心配したけど、そこらへんのプロよりしっかりしてる」
「見た目20歳だけど、中身30歳だね」
とか言ってもらえることもある

そして、私が尊敬する人に限って
「しっかりしている」と思ってもらえているから
個人的には誇らしい

ただ、1番の問題は、
私が私自身に「私は幼い、未熟で、考えが浅い」と思い続けていることだ

この半年間で起こったこと

8ヶ月前、会社を辞めてフリーランスになった
そのあたりから、いろんな歯車が変わってきた

自分にとって「大人」とはなんなのか

1月にnoteを書いた私曰く
個人の力で自分の理想とする生活を叶えられる人が大人だ

この8ヶ月で私は大人になった。

フリーランスとして、バイトはせず、自分個人の力で生計を立てている
営業から、契約、業務、アフターフォローまで1人でやっている
憧れていた企業さんともいち個人としてお話しできている

確定申告や税金、年金も自分で対応できるし
家の手続きとか、トラブル対応、業者対応も1人でできる

家事も自分の心のご機嫌取りも、自分でできている
1人でどこにでも行けるようになったし、人に感謝を伝えられるようにもなった

去年の2月に
「1人じゃ生きていけない」と
会社も一人暮らしもやめて実家に帰ろうかと思っていた私とは全くの別人である

「見る目ないな」で返してやろう

やっと自分が何を言いたいのかわかってきた
(ここまでなんとなくnoteを書きたくなって思いのまま書いていた)

私はこの8ヶ月で自分に自信がついたんだ

未熟で仕方ない、いつか詐欺にあうだろう、いつか利用されるだろう
と思っていた自分から卒業できた

初対面で「幼いな」と思われるのは仕方ない
そんな時は「見る目ないなあ、中身は結構大人やで」って思ってやろう

ああ、なんだ。どおりで最近生きやすいわけや。

大人の次は何になろうか

自分の力で生きれるようになって
自分に自信がついて

さあ、次は何になろうか。

今のところは、ずっと夢だった自分のコミュニティができたから
これである程度の社会ぐらいは変えてやろうと思っている

そうですね、次は、主人公になりましょうか

そんな覚悟が決まってきたから、onStageを始められたんだなと
今の自分が誇らしくなった深夜0時でした。

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