20代後半になって我が道が見えて来た結果
快刀モノリス、灰汁。
色々事情があり、現在はエンジニアとして働きながら
芸人活動をしています。
お笑いの道を突き詰めたい気持ちは以前覚めやらぬ状況ですが
なかなかどうして仕事をするのも悪くありません。
両者に相乗効果を感じられるからです。
仕事に。社会時事に。そして芸人としての活動を通して
今、様々な刺激を受けています。
そして、精神的に成長しつつある事を実感します。
十代後半から二十代前半にかけてあった漠然とした靄が晴れ、
なんとなく自分の道が分かって来た気がします。
何故、お笑いをやっているか。
そのきっかけは、大学の友達に誘われたM-1グランプリ2015。
自分が書いたネタで初めて会ったお客さん達が笑ってくれた時。
義務教育と硬い両親のもとで育った僕が、無意識に切り捨てていた
「お笑い芸人」という未知の存在に気付いたあの日から。
ただ自分が楽しくて、お笑いをやっていました。
しかし、今、自分を突き詰めていった結果
それだけじゃない事に気付きました。
僕は楽しいのは、お客さんが、僕らで笑ってくれるから。
一方的な自分の芸術、主義主張をぶつけるのではなく、
自分が好きなこと、得意なことで、人を喜ばせられるから
だから、充実するんです。
思えば起源はM-1グランプリよりもっともっと前にありました。
小学生の頃から、人を笑わせるのが好きだった。
笑ってくれると嬉しかった。そこが原点だと気づきました。
そうと分かれば、やる事は明確です。
自分の書くネタで、純粋にお客さんにどう笑って貰うかを考える。
自分の幸せはお客さんの笑顔の先にあるから。
そして、本日6/24。
新宿の某漫才ライブにて漫才を披露しました。
お客さんが二人しかいませんでした。
二回甘嚙みしました。
そんなもんです。
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