結末に救いはあるのか

深夜は嫌いだ。憂鬱な気持ちが無限に込み上げてくる。
どんな事を考えていたって侵食してくる。
そうしたら僕は外にでて煙草を吸う。
気持ちを落ち着けるために。
事態が改善するわけではない。
その一瞬の安らぎに僕は依存している。
この瞬間さえなければ僕は煙草なんて吸わないだろう。
ある友人からは中毒者と言われるがそういう意味では中毒ではある。
煙草と過ごす五分程の時間は無限の時間の流れに取り残されている感覚に陥るが昼間に比べれば何てことはない。
日が登ってから落ちるまでの時間僕は憂鬱にはならないがただぼんやりと過ぎる時間の中生きなければならない。
僕は一体どこに向かえばいいのかわからない。
果てしなく続くこの流れに身を委ねることもできない。僕はどこへ?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?