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自分がブサイクだと悟った時

初投稿なので簡単に自己紹介をしておく。公立大学の2年生。学部は社会学系。20歳。ブサイク。
と、まぁこんな感じで書くこともあまり無い。
高校時代の前半は部活に全てを捧げるブサイクで、後半は受験勉強に全てを捧げるブサイクだった。俺の高校は偏差値が52で国公立に進学できる奴がほとんどいない。そういう訳で、俺が国公立に行ってやろうと躍起になっていたので自分の顔のことなんて気にもしてなかった。今思えば幸せだったな。

そうして無事第1志望の今の大学に合格できた。んで、大学が始まるまでの期間俺はイメチェンを試みた。髪を初めて美容院で切ってもらったり、ファッションを勉強したり。割とそういいとこに金を使って整えていたんだが、鏡を見るとなんかキモい。そこに映っていたのはもはや人間の顔面ではなかった。長すぎる顔、小さな目、短すぎかつ低すぎる鼻、長すぎる人中、異常に突出した口、長すぎる顎。
「俺はこんな顔だったのか…」
俺は落胆した。思えば今に至るまで自分の顔をじっくり観察したことがなかったのだ。それからずっと俺は憂鬱だった。何かが変わった訳でもないのに。無性に悲しくなったがどうすることもできなかった。こうして俺のブサイクアカデミアが幕を開けた。

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