39日間の石垣島プチ移住生活①
長年務めた会社を退職することに決め有休消化の1ヶ月間環境を変えて過ごせたら面白いなと考えていた時、友達が教えてくれた石垣島のペンションヘルパー募集の話をふと思い出した。
せっかくなら日本の中でも思いっきり文化の違いそうなところにしようと思い、ほぼ勢いで決意。
39日間、ペンションで住込みのお手伝いをしながら石垣島で暮らしてみることにした。
人生変えたいとかそんなつもりで行ったわけじゃなかったのに、南の島生活は想像以上にインパクトありで・・！
石垣島に来てからの自分
まず、ゆる〜い島生活を想像してたけど行ってみたら思いの外自己成長を求められるスパルタ環境で。笑
たまたまペンションのオーナーが『原田メソッド』に取り組んでて、大谷選手の例で有名なマンダラチャートをペンションのみんな作成することになったり。その過程で私の性格を深掘りされ弱点を率直に指摘されたり。（来て3日目の話。笑）
たぶんこれは住込み式インターンシップなんや、ととりあえず解釈した。
島の人たちは引き寄せの法則だったり浄化だったりスピリチュアルなことに関心が強い人も多くて、当たり前にそういう会話が繰り広げられる環境で。
どちらかというと目に見えないものを信じない私は戸惑い・・。
最初の2週間はそこで起きてること、新しい価値観、違う文化に次々と触れて受け止めることに必死で、自分から何かを求める余裕もないほど気持ちがアップアップ状態。
島に来る前の自分がどんなだったかも忘れてしまうくらい知らない世界で視界が埋め尽くされていて。
夜もよく眠れず、情報の処理に必死。
気持ちを落ち着かせたくて行ったビーチで大阪から来た真っ黒なお兄さんに話しかけられ、ただ関西弁で話す時間に癒されたことは忘れない。笑
そんな環境の急変化も2週間が過ぎた頃、ふとした瞬間に島に来る前の自分と来てからの自分の感覚が繋がって、あ、私ってこんなんやったわ。って思い出して。（？）
それからは以前の自分と新しい世界を知った自分がミックスされてきて、この環境から何を自分の中に取り込もうか、どこを成長させようかと選択する意識を持てるようになって。
少し心の余裕も出てきた。
この辺りから新しい世界に没入してる自分もいながら、見たものや自分の意識の変化、葛藤、あらゆることを俯瞰して見て「経験してること全部おもろい」と思ってる自分もいたり。移住体験を楽しんでる感覚に！
こっちであえて読んだ引き寄せの本には「思いが環境を作る、環境によって人間が形成されることはない」と書かれていたけど、環境は五感を刺激するからやっぱり環境は人の思いを動かすと思う。その反対もわかるし。
どんな会話を聞き、どんな言葉を聞き、何を見てどんな風土の中で過ごすか。
環境が人の心を作り、時に環境に動かされた心が行動を変え環境を変える、そのサイクルがくるくるしてる感じな気がする。
こんな短期間でもしっかり自分の変化を感じるのだから、やっぱり環境の影響は大きいって実感できたことが今回の移住の大きな収穫やったことは間違いない。
（つづく）
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？